先日、株式投資型クラウドファンディング業者でTOPを行くFUNDINNO(ファンディーノ)が第一種金融商品取引業への登録と、株主コミュニティを活用した独自のオンラインセカンダリーマーケットの提供を発表しました。
ファンディーノが第一種金融商品取引業への変更登録、ベンチャー株式のセカンダリーマーケット提供予定
イグジットが数年先を予定というのがほとんどの株式投資型クラウドファンディングですので、その前に流動性を確保するマーケットがどのように機能するのか見ものと言えます。
それにしても株式投資型クラウドファンディング業界はFUNDINNO(ファンディーノ)の独走状態が際立っています。2017年に先駆けてサービスをスタートさせてからは苦しい時期もあったようですが、やはり業界No.1として新しいことを進んで採用する姿勢が実を結んでいると感じます。
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【ECF結果一覧】成立結果、状況、その後の出口チェックに(分析版)
当方はIPOと同じように2017年からのECF案件のデータを網羅し始めました。状況を見ても件数や調達状況共にFUNDINNO(ファンディーノ)が独走しています。
あまりにも差がついている状況なのですが、業界がさらに活性化するためには他社にも頑張って欲しいです。
2番手の扱いのUnicorn(ユニコーン)ですが、「株主間契約」の話が出てから元気がない状況です。もともと全案件に株主優待をつけるなど、投資家にとってメリットのあることを提唱し続けて案件の差別化を図り頑張っていましたが、「株主間契約」の捉え方が個人投資家にとって、厄介になっていそうです。
とは言ってもまだ2番手ですし、注目度のでかい案件を引っ張ってくる可能性がありますね。FUNDINNO(ファンディーノ)でなくてUnicorn(ユニコーン)を選ぶ理由をどうやって事業者に見せるかが今後の課題でしょうか?
個人的には最近案件紹介に熱が入っていない気がするのが気になります・・・。
現在のところ出した案件の成立が100%なのがイークラウドです。それだけ案件に対するコミュニケーションがしっかりしている印象です。
イークラウドは案件を出すスペースも程よいですし、事業に面白みのあるものが多いと思っています。サイバーエージェント系、大和証券系とのつながりがしっかり活かされている気がしますね。事業者さんも繋がりからイークラウドを選択することが多そうです。
CAMPFIRE Angels は1周年を迎えて案件ペースが加速しています。CAMPFIREグループになっている効果が効いてきていそうで、今後はCAMPFIREの上場などで資本力や認知度が更にアップすれば、面白い案件をたくさん用意できるようになるかもしれません。
CAMPFIRE Angels の口座を持っていて感じるのはアンケートなどで個人投資家の希望などをしっかりと見ているところですね。どういった案件が好まれるのか?しっかり調査していそうです。
さらにGEMSEE Equityが結局1件募集して、その後は開店閉業中みたいな感じでしたが、AngelNaviとして生まれ変わって、今後案件を出してきそうです。メンバーに元ユニコーン(ZUU系)の人達が入っていて、なんだか業界の空気に不穏な部分も感じますが、さらなるECF活性化の立役者になってほしいですね。
個人投資家が投資家登録しておきたい株式投資型クラウドファンディング業者の特徴と感想を随時更新
当方も何件かECFで投資をしていて各業者の感想もまとめております。結構それぞれ特色が違うと感じますので、全部の会員登録を済ませておいて、自分が注目する業種の案件を待つのが良い手かなと感じます。