ECFの話題かと思いきや最初に競馬の話題で恐縮ですが、先週の牡馬クラシック第一弾皐月賞にて、当方一口出資のミュージアムマイルが勝利しました。サンデーレーシングさんにて一口出資はかれこれ10年弱は続けているでしょうか?早々簡単に出資馬がG1を勝つなんてことはないですが、可能性はやはり参加しないとないというのが今回の出来事で感じたことです。
株式投資型クラウドファンディングを紹介する時は、私は競馬の一口出資になぞらえて話すことも多いのですが、長期的に活躍しそう(伸びそう)と思えた企業に対して応援出資になります。エンジェル投資ということもあるようですが、この分野への出資の醍醐味は、未来に大きく活躍する可能性に初期の頃から参加するということでしょう。
そのため楽しむのには時間がかかり、「気長に待てる」人におすすめの投資です。時間軸が長いので、当方が良く紹介している短期イベント投資とは対極にあって、ポートフォリオ的に投資先として混ぜやすいですね。私はこの分野で、いつか自分の出資先がグロース市場などへの上場があれば十分だと思っています。
【株式投資型クラウドファンディング一覧表】調達規模、プレバリュー、評価、その後の動きなどのチェックに
これまでの当方が出資した企業の一覧も載せています。2019年あたりから複数の企業の案件に出資しています。特に2020年、2021年ごろが盛り上がりを見せていたため数が多くなっており、この頃から出資していた方たちは現在はややお腹いっぱい状況で、追加で出資する案件はかなり絞っている人が多いでしょう。
私が過去に出資した中では、1件だけM&Aによる最速イグジットを経験しており、1年も経たず3倍弱のリターンを得ることが出来ました。一方で倒産の憂き目にもあったりしていますし、投資先企業ではかなり厳しいところ、順調だけどイグジットまでは見えてないところなど様々です。
株式会社Next Paradigmの株式投資型クラウドファンディング情報
そろそろM&Aではなく出資先がIPOなんてのを経験してみたいですね。毎月レポートが来る中では経営状況が順調なところも多いですが、かといって簡単にIPOが選択肢にあがらないのは、ECFで出資してみることでIPOの難しさの内情を知ることも出来ていると思います。当方はIPOブロガーで新規承認があってから銘柄の中身観察をしますが、新規承認までの内情なども知ると大変さから感情移入してしまって初値予想などに狂いが出ないように注意したいです。
しかし、4月下旬のIPOの初値結果をみても、やはり「腐ってもIPO」感があり、華やかなデビューは美味しい場面と感じます。
個人投資家が投資家登録しておきたい株式投資型クラウドファンディング業者の特徴と感想を随時更新
株式投資型クラウドファンディングでプラットフォームとして現在、実質的に動いて頑張っているのは2社です。
まずは取扱案件数、国内取引量No.1で業界をリードするFUNDINNO(ファンディーノ)です。
2017年スタートで。現在も途切れることなく案件が出続けています。一時期のあまりにも矢継ぎ早に出るペースではなくなりましたが、個人的には今ぐらいのペースが嬉しく、各案件に2週間ぐらいの猶予があって月に4件ぐらいあれば良いと感じますが、FUNDINNO(ファンディーノ)的にこのペースがどうなのかはわかりませんね。
とにかく業界をリードする存在で、ここの投資家登録をして新規案件を随時チェックしておけば、あなたにあった投資先はきっと見つかると思います。かなり話題のスタートアップ企業に投資できることもあるので注目です(個人的には話題だけで出資してもうまくは行かないと思ってますが・・・、話題性は大事ですね)。
大和証券グループと連携して事業運営しているのが、イークラウドです。
サイバーエージェント系、VC出身の強みもあって、イークラウドは出資した案件全てが出資者もそうですがイークラウドさん側も伴走してしっかり育てるイメージが強いです。イークラウドさんも一緒に育てるつもりで出してくるので、案件の絞り方がかなり厳しいからか?出てくる案件が魅力的なものが多いです。
初期の頃から案件数が少なく、本来であれば数多く出して手数料を稼ぎたいというプラットフォーム側のビジネス上の動きが見えず、案件がうまくイグジットすれば、そちらで稼げるという姿勢が感じられて、単に案件を審査して出すのではなく、審査してもう出資もすでにしているレベルの美味しい案件をイークラウドで出しているイメージが強いですね。
この手順ですと、今後もあまり案件数は出てこないかも知れませんが出てきたら参加しやすいものばかりだと思うので注目です。
当方は座右の銘として好きな言葉が「人間万事塞翁が馬」です。世の中、いろいろな出来事が起きますが長い目で見て粛々と出来ることを頑張りたいですね。
また、自分自身の経験から「遠く実現できないと思っていることでも、簡単に出来ることがある」というのも感じています。多くの人は自分でリミットを作っている場合が多く、本来同じ人間が成し遂げていることを自分で勝手に私には出来ないとして、何もしないで結局出来ないという状況の人が多いと思います。とりあえずやってみれば簡単に出来ることは多いですし、同じ人間が出来ていることなら、実は出来る可能性は高い、むしろ簡単かもしれません。
そういう感覚で人生を歩んでいったほうが、豊かで楽しい人生を送れるのじゃないか?と感じて色々取り組んでいます。今回は競馬の話も絡んで恐縮ですが、クラシックを勝つような馬の出資者になれるとは夢みたいで嬉しいですが、やはりまずは参加してないと実現しなかったことです。ある程度のリスク判断は重要ですが、その中でも自分がやってみたいことは積極的に取り組んだほうが楽しい人生だったと死ぬ時に振り返ることが出来るでしょうね。