12月25日の一蔵の上場で2015年のIPOも全て終わりました。
【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに
2015年はリートも含めますと上場数が97(3つ中止)で84勝11負2分の勝率86.6%という結果です。
【IPOサマリー】2003年以降のIPO情報を一覧、グラフ表示
ザックリと傾向を掴むには2003年からまとめていますサマリーページが参考になるでしょう。
最大暴騰率 533.1% ロゼッタ
最大利益 1,165,000円 ネオジャパン
最小暴騰率 76.4% RSTechnologies
初値で5倍以上になった銘柄もあれば、1撃100万超え銘柄もありました。マイナス方面では4分3になってしまった銘柄もありました。
当方の抽選配分での結果は2,870,500 円(全て初値売りしたとして、税額など考慮せず)と抽選配分だけで、申し込むだけで十分な結果を得られた2015年になります。
やはり2015年最大のテーマとすれば日本郵政グループの上場になります。特に初値結果が良かったために随分とIPOが盛り上がった印象があります。
もともと2015年は100社を超える上場が有るのではないか?と観測されていましたがgumiの問題がありやや春先でIPOが危うくなっていました。なんとか、持ち直して?100社に近い上場が2015年に行われました。
2016年も、今のところ2015年と同じ程度の上場が有るのではないか?と観測されています。
IPOにも上記のグラフを見れば分かるように波があります。実は一気に盛り上がってきたのが2013年だと思います。そこから平均暴騰率は少しずつですが下がっていますので、市場の状況によっては下降線に入ることもあります。
しかしながら、いろいろなところの情報やヒアリングでは2016年はまだまだIPOは活況そうです。特にネット証券もIPO分野に注力を入れている(部署配属が増加)みたいなので、抽選配分でのゲットを期待したいところです。
基本は多くの証券会社を準備しておき、卒なく申込をすることです。小さな結果に一喜一憂せず積み重ねて、その上で余裕が出たら他の戦法を考えるのが良いでしょう。セカンダリーなどもIPOを長く見ておけばチャンス銘柄も訪れます。
とりあえず2016年でよく噂されるIPO観測銘柄は「JR九州」「ZMP(自動運転系)」「コメダ」「スパイバー、QMONOS(蜘蛛の糸)」などなどです。ネット系も多数上場予備軍がいますので、楽しみに新規発表を待ちたいところです。