先日、マネックス証券のIPOに関して考察記事を掲載しました。

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【マネックス証券のIPO考察】完全平等抽選は今となってはかなり貴重、投資初心者に優しい姿勢を貫く!

マネックス証券といえばIPOの取り扱いが多いにも関わらず、初心者にも平等に100%の割当を平等抽選しているという初心者抽選派にとっては神のような証券会社です。調べていてマネックス証券のような初心者にとってIPOに不公平のない証券会社は他にあるのかチェックしてみました。

なお、近年はIPO人気の高まりからネット申し込みの抽選でも「ステージ制の傾斜配分」「取引実績による優遇」が増えています。さらに店頭取引でのバーター的な扱いもネットでも傾斜があるぐらいですので難しく(厳しく)なってきています。

マネックス証券

株・投資信託ならネット証券のマネックス

まず一番手は記事にもしたマネックス証券が完全平等抽選をアピールしていて有名ですね。取り扱いIPOも多いため、参加しやすいのが特徴です。

楽天証券

楽天証券はさらに抽選方法まで日経平均の値から出しているので平等な部分を感じられます。こちらも全ての割当を抽選に回しています。

松井証券

松井証券

松井証券も傾斜配分がない証券会社ですね。抽選方法が変わって、誰でも申込みやすくなったため、当選確率的には昔より厳しくなりました。

auカブコム証券
auカブコム証券 口座開設

auカブコム証券も平等抽選です。三菱系のIPOの時に役に立ちます。

岡三オンライン証券

岡三オンライン証券もIPOはひたすら申し込んで運を待つイメージですね。こちらは岡三証券グループを活かして委託幹事で回ってきます。枚数が少ないと思いますが、申し込めるときは当たりは必ずあるわけですし、平等なら申し込まなきゃ損です。

GMOクリック証券

先日のGMO系IPOで話題になったGMOクリック証券も平等抽選を謳っています。こちらもGMO系IPOが来たときには勝負口座です。

DMM.com証券

扱いが少ないのが残念ですが、割当があればその分は完全平等抽選してくれます。こちらも割当があるなら申し込まなきゃ損ですね。


完全平等抽選を謳っている証券会社の戦略は「とにかく忘れずに申し込まないと損」ということです。みんながチャンスを狙っているわけですから、当然当選確率は低いでしょう。それでも、こまめに申込みを続けていけば、長いスパンを通して、いつか福が届くのがIPO完全平等抽選の特徴かと思います。

上に挙げた7つの証券会社ぐらいなら面倒くさくなく続けられるでしょう。さらにIPOだけでなくそれぞれの証券会社の良いところがありますので、IPO以外でも利用しておくと継続しやすいです(例:GMOクリック証券なら優待で手数料キャッシバックや立会外分売など)。

長く続けられない人って多いですので、口座数が増えても申し込まずに脱落する人も多いです。そのため、結局こまめに参加を続けている人にチャンスが来やすいと思っています。