26社のラインナップとなった2020年12月のIPOですが、いよいよ来週は「ブックビル」「抽選結果」などが本格化する一番忙しい1週間になりそうです。
当方のBBスタンスは仮条件が発表されてから更新しております。残り5社を残して更新が終わっていますので皆さんの申込みの参考の一つにして頂ければと思います。
私の予想、読者予想、大手予想会社のレポートなどを見比べて見て頂けるとさらに面白いかと思いますし、12月の上場時のセカンダリー戦略に活かせるかもしれません。
例年12月に起こることですが、C判定程度の微妙銘柄が通常時より弱くなる強弱が加速する結果になりやすいです。資金分散の起きやすい12月になると知名度・人気度・注目度といったところで劣る銘柄がとことん苦しむのを毎年見てきています。ちょっとでも投資意欲が薄れる銘柄は損をすると考えておきたいですね。
そういう意味で今年の12月IPOは赤字のまま上場する銘柄が多いのが気になりますね・・・。
IPO引受実績一覧。主幹事・幹事・裏幹事(委託幹事)実績数を掲載
幹事実績の一覧ページを見てみると、今年の12月は主幹事では
- 野村證券・・・7社
- みずほ証券・・・6社
- SBI証券・・・5社
- 大和証券・・・4社
- エイチ・エス証券・・・1社
- SMBC日興証券・・・1社
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券・・・1社
- 東海東京証券・・・1社
という布陣です。SBI証券が特に頑張っていると感じられますね。
SBI証券は頑張りすぎ?自社で同時上場作ってしまっているレベルです。
また幹事証券では松井証券と楽天証券の名が明らかに増えているので、私はこの2社のどちらかでゲットできた結果を出したいと思っています。
後は委託幹事でマネックス証券がひょっこりいろいろな銘柄で出ています。ちょっと資金拘束が厳しい証券会社ですが、完全平等抽選ですので申し込まないと損ですね。
直近の新興市場の動きは12月のIPOラッシュに向けた換金売り的な動きも指摘されていますので、今から祭りの準備が行われいるようなものです。
後はせっかく当選したものを申込忘れが起きやすい時期です。色々と忙しい時期なのでしっかりチェックしていても忘れることが多いと思います。私は自分のホームページの銘柄ページをエバーノートにコピーして管理しています。
是非、少しでも多くのIPOが貰えるように頑張って年末のIPOラッシュを楽しめたらと思います。