2023年もゴールデンウィークを迎えました。ここで2023年のIPOの状況を一旦振り返ってみたいと思います。今年は3月~4月にうまく数多くの上場が進んだイメージが強いのではないでしょうか?

【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに

ここまで公募割れ銘柄は名証メインに上場した日本システムバンクの1件。当方がC級レベルと評価した銘柄でも、IPOの好調地合いに乗って初値が伸びるなど、比較的参加していた人は皆儲かるような相場だったと思います。

なお、最終D評価にした銘柄は一つもありませんでした。

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【IPOサマリー】2001年以降のIPO情報を一覧、グラフ表示

年別表示の平均騰落率のグラフがIPOの年別の調子の並を分かりやすく表現しているところですが、今のペースで好調IPOが続けばグラフは上向きになりそうですね。勝率も最終結果が分かりませんが、まだ「24勝1負1分」ということで92.3%と90%超えの高い勝率状態です。

さらに今年はセカンダリーでも好調IPOに乗っかれば素直に取れる銘柄が多かったと思います。

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タイミング良くnoteでセカンダリー戦略の記事の提供を始めたので、今のところは役になっていることも多いと思いますが、個人的にはセカンダリーはほとんどの銘柄で参加しないといった選別を強くしないといけないと思っているので、全銘柄で何らかの戦略を書くのは結構辛いものがありますね。書くからには何か勝てそうな方法を決めつけないといけないのは難しいところです。

セカンダリー戦略を読む人は、セカンダリーで一儲けしたいというすでに欲の入った状態だと思いますので、なるべく客観的思考でリスク取りすぎてないか?戒めるようなことにもうまく作用すればと思っています。

相場が良いと逆に出てきてしまうことが「隣の芝生が青く見える」現象です。自分も結構恩恵を受けているのに、他の人の儲かりましたレポートみたいなものがネット上やSNS上で出てくるとなんだか悔しいというか、もっと儲かったのではないか?と感じることも多いのではないでしょうか?

この部分はネットの罪な部分だなぁと昔から思っていて、どうも尖ったところだけがネット上では目立ちます。サイレントマジョリティの存在を意識するのは目立たないので難しいですが、一部分だけでなく単なる統計データも観察することで状況をより客観的に見ることが出来るともいます。


ゴールデンウィークが明けると6月のIPOの足音も聞こえてくるでしょう。

それまでは3~4月IPOの見直し買いなどあるのかどうか横目に、いろいろ次の相場に向けて準備しておきたいですね。

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