2015年から約8年間のSBI証券のIPOチャレンジポイントを解析しているページを更新しましたので紹介します。8年という月日で、どれだけインフレが進んでいるのか?(笑)、IPOの戦略も年々変わっているので、その状況を確認・考察する上で参考にしてください。

SBI証券のIPOチャレンジポイントを大分析!過去の当選ボーダーラインを調査、ポイント戦略は?

分析ページの最後の方にはボーダーラインの生データリストもあります。2023年に入ってIPOは好調でSBI証券のIPOチャレンジポイントのボーダーラインは600~700Pが定番になっています。過去の状況をみると年々100~150Pぐらいボーダーラインが上がっているのが分かると思います。

つまりこの2023年は、600~700Pぐらい保有している口座保有者がかなりいるということです。ポイント投入して使い切っている人が増えているとは思いますが、それでもまだまだポイントを使わずに保有している人もいるでしょう。ポイント戦略的には、まずは600~700Pぐらいの戦略を持つ必要があるのが1つ目、その戦力を使い切ってどれだけ高く現金化出来るかが勝負になっています。

2022年のIPOは2021年の12月のIPO不調の煽りを受けて、全体のポイント単価平均は215円と出ています。そして2023年に入りIPOが思っている以上に状況が良いのは感じている人が多いと思いますが、ポイント単価も5銘柄の平均で現在435円です。2022年に比べて2倍近いポイント価値のアップ状態ですので、年々値下がりしているポイント価値をどうにかしてうまく価値を出して現金化したい人で溢れていると言えるでしょう。

2015年からポイント単価をプロットしたグラフを見れば、ポイントのインフレ化は一目瞭然です。今や1P500円出れば十分という状況です。再びポイント単価の価値が上がるような雰囲気もありませんので、2023年に少しでも高値で売り抜けられるのであれば使って現金化したいというのが大方の考え方でしょう。

また2023年からはポイントを使った複数セット配分も見られました。複数セット配分が見込めてさらに初値が少しでも伸びそうな銘柄が来たらいよいよ勝負銘柄かも知れません。

GENDA(9166)のIPO新規上場情報

枚数の多いGENDAあたりはセット配分(ポイントを使った場合の)がどうなるのか?さらに初値が出てポイント単価がどの程度に換算されるのかは非常に注目です。ポイント利用に関しては、最終利用戦略が人それぞれで私から推奨はしませんが(私だって他の人に下手に使ってもらったほうが自分が得なので、下手なことは言えません)、皆さんがそれぞれ私の提供しているデータを上手く活かして要領よく高攻略してもらえれば嬉しいですね。

SBI証券はIPO主幹事取り扱いが多いですし、こうやって独自の抽選システムを持っているのは楽しいところです。もう殆どの人が口座を保有していると思いますが、IPOに興味を持って、まだSBI証券の口座がない人は急いで準備してポイントも貯めていきましょう。