ここ数年、リート(REIT)やインフラファンドのIPOが出てこないのでいつ以来出てないのか調べてみました。昔は例年2月あたりの隙間の季節にREITやインフラファンドのIPOが入ってくることが多かったですよね。

まずは東証リートのIPOです。チェックは当方サイトの分析版ですぐに調べることが出来ます。

【IPO結果一覧】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに(分析版)

2012年から2019年にかけては毎年のように何件かのリートの上場がありました。

2022年に上場予定だったシノケンリート投資法人が上場中止になったことで、2021年の東海道リート投資法人が上場して以来2年以上リートの新規上場は見られていません。リートは決して初値でプラスになることは少なく、どちらかというとジリジリと分配金などを楽しむ性質のものです。

新規上場も少ない中、過去のリートの値動きは一覧を見ているとかなり良いですね。

次のリートの上場があるとすれば、やはり延期しているシノケンリートになるでしょうか?

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さらに音沙汰がないのがインフラファンドのIPOです。2016年に最初のインフラファンドが出てきて初物こそ初値プラスになったものの、その後、7戦して5敗という状況です。出てきているインフラファンドもほとんど大規模太陽光発電事業を株券化して、リスクを割っているだけのようなもので期待度も低いものばかりです。

こちらはインフラファンド市場自体の改革がない限りは今後も期待できるものは生まれなさそうな状況ですね。


リートIPOやインフラファンドIPOはいつものIPOとは別腹の考え方で望む必要がありますが、これだけ新規IPOが出てこないとなると、そろそろ渇望感も出てくる頃かも知れません。空白期間が長かった後のIPOというのは何だかんだで初買いが多いというのが過去の経験則からありますので、次に出てくるリートIPOやインフラファンドIPOが何になるのかは気になりますね。

不動産投資型クラウドファンディング取扱い事業者の特徴と感想を随時更新

今は不動産投資をする事を考える時に株券化したリート以外にも不動産投資型クラウドファンディングで小口化したものに直接投資することで、投資障壁が随分と下がっていて不動産にも様々な投資先がある状態です。

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