2017年2月23日以来の3社同時上場は小粒ぞろいの注目上場日になりそうです。日取りも6月末でご祝儀的な買いも期待できそうですね。

まずは、ジャスダックスタンダード上場のSYSHDから。

SYSホールディングス(3988)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:5,890円 気配更新:更新値幅128円、更新時間10分
下限値段:1,920円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:2,560円)
4,500円(公募比: +1,940円/+75.8%)
読者予想平均値:4,838円 | 中央値:4,660円 | 補正値:4,713円

主幹事の引受価格:2,355.20円

直線予想は今回はIPOの状況もいいこともあり3社とも引き上げました。そんな中でもやはりジャスダックスタンダード銘柄は比較されると地味感があるということで抑えめにしています。

需給面ではもっとも小型ですので初値的には問題ない結果になりそうです。ただ、業態的にはアジア系へのITインフラ開発で成長性を期待とは行きにくそうです。本店、愛知の企業というのも気になります。

主幹事東海東京証券で貰えた方もいると思います。穴場証券会社なのでしっかりこういうの貰えるとうれしいですね。

東海東京証券はオススメの狙い目穴場店頭系証券会社です。


次に野村證券主幹事のツナグ・ソリューションズです。

ツナグ・ソリューションズ(6551)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:4,900円 気配更新:更新値幅107円、更新時間10分
下限値段:1,598円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:2,130円)
4,000円(公募比: +1,870円/+87.8%)
読者予想平均値:3,859円 | 中央値:3,810円 | 補正値:3,825円

主幹事の引受価格:1,959.60円

正直ビジネスモデルは面白いなと思っている企業です。いつの時代も労働市場はお金になる産業ですし、パート・アルバイトに特化しているのが面白いです。パート・アルバイトとなると単価が低いイメージなのですが、業績が伸びているのが注目です。

単価が低くても、サービスの質を上げて量をこなせば売上がついてくるのかな?と思っています。

3社同時上場に埋もれた状況で安い初値がつくなら期待したくなる銘柄です。なお、既存株主にベンチャーキャピタルなどの名がありませんので、そういう意味でも上場初値後からでも期待している人も多いかもしれません。


最後に大和証券主幹事、注目度が一番高そうなGameWithです。

GameWith(6552)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:4,420円 気配更新:更新値幅96円、更新時間10分
下限値段:1,440円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:1,920円)
4,500円(公募比: +2,580円/+134.4%)
読者予想平均値:4,326円 | 中央値:4,200円 | 補正値:4,238円

主幹事の引受価格:1,766.40円

同時上場になった時は取捨選別でどの銘柄が注目されるかが問題点になりますが、1番人気はGameWithでしょう。規模は一番大きいものの、注目度勝負ということで3社の中では騰落率で一番良くなる予想としました。

予想は初日の上限気配ギリギリのところで4,500円。来週持ち越しになった場合も、この辺りに落ち着くか?という予想です。懸念点は規模の大きさ、売り玉の多さですがロックアップが非常にきつく270日となっています。

上場してしばらくは注目度から、株価が押し上がっても不思議はない銘柄だと思っています。

正直月間10億PVというのは、ゲーム関連というよりメディアビジネスとしてかなり評価すべきことだと思っています。


以上、3銘柄の直前予想です。3社同時上場でもそれぞれ良い銘柄が揃ったなぁというイメージです。6月も最終戦になりますので、いい結果を期待したいですね。