いよいよ9月の3社同時上場の日となります。やはり注目はマネーフォワードに集まっていそうです。注目度の高そうな銘柄から紹介していきます。
まずは、マネーフォワードから。
上場日の参考情報です。
・気配更新
上限値段:3,565円 気配更新:更新値幅78円、更新時間10分
下限値段:1,163円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
それでは初値予想です(公募価格:1,550円)
2,550円(公募比: +1,000円/+64.5%)
読者予想平均値:2,526円 | 中央値:2,000円 | 補正値:2,158円
主幹事の引受価格:1,433.75円。
仮条件の強気感やブックビルでの人気など、やはり注目銘柄は中身はどうであれ買われますね。当方も直前予想は上方修正して1枚あたり初値で10万ゲットとしました。
残念ながら当方は当選できなかったので、公募をお持ちの方は楽しみに明日の気配を待ちましょう。マネックス証券やSMBC日興証券で個人投資家のネット抽選でもかなり当選が出ていました。
特にマネックス証券は久しぶりの主幹事でチャンス証券会社でした。今後も可能性がありますので期待したいです。特にマネックスベンチャーズが出資している会社のIPOでは引受が今後も増えそうですね。
次に外国株のテックポイントです。
上場日の参考情報です。
・気配更新
上限値段:1,495円 気配更新:更新値幅33円、更新時間10分
下限値段:488円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
それでは初値予想です(公募価格:650円)
750円(公募比: +100円/+15.4%)
読者予想平均値:709円 | 中央値:685円 | 補正値:692円
主幹事の引受価格:598.00円。
外国株ということでよく分からないという方が多そうで様子見感があります。初値予想はプラスとしましたが、いい条件としては吸収金額11億程度、時価総額も30億を下回っており程よく小型という点ですね。
しかも、外国株であまり手を付けにくいとなればマネーゲーム的には面白いかもしれません。なんというかみずほ証券主幹事の案件はマネーゲーム的に面白くなりそうな銘柄が多いような気がしますが、私の思い過ごしかもしれません。
公募組の方は1枚あたり1万円以上になれば、まずは御の字だと思っています。
業種的には半導体系で、色々理由つければ自動運転とか言えますが、わざわざ日本人が外国で作った企業が日本から金集めで買う気にはなりにくいですね。
最後に危険銘柄西本Wismettacホールディングスです。
⇒西本Wismettacホールディングス(9260)のIPO新規上場情報
上場日の参考情報です。
・気配更新
上限値段:10,930円 気配更新:更新値幅240円、更新時間10分
下限値段:3,565円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
それでは初値予想です(公募価格:4,750円)
4,467円(公募比: -283円/-6.0%)
読者予想平均値:4,580円 | 中央値:4,530円 | 補正値:4,545円
主幹事の引受価格:4,467.37円。
新規承認からパス銘柄でしたが、ここまで公募割れに向けて悪条件の銘柄も久しぶりです。大型で上場日取りも同時上場と悪く、成長性もほぼないです。さらに値ガサで公開価格は仮条件の下の方で決定、想定価格も高すぎでした。
相当、買い需要が低いことが容易に推測されます。初値予想は一旦、主幹事の引受価格での買いで付くとして、その後買い支えが崩壊してもっと下げる形を予想します。
それにしても大手予想会社の一角はこういった銘柄の直前初値予想で公募割れ予想をすることがなく、かならず公募同値までの予想しか出ないのですが、そうしないと関係証券会社から怒られて情報貰えなくなるんでしょうかね?
参加はしないですが、今後のIPOの為にも結果はしっかり覚えておきたい銘柄です。
やはりマネーフォワードが話題になりそうですね。久しぶりの3社同時上場、さらには日本郵政のPO受け渡し、9月期末とイベントが重なった面白い日になりそうです。