明日から7月のIPOスタートとなります。一発目はSBI証券主幹事案件のBCCです。6月末から1週間空いたことで、少し風向きは変わっているでしょうか?

7月IPOも数はそこそこありますが、同時上場なしなど綺麗に上場予定日がバラけたのは好感です。公募割れなしでIPOに良いイメージが再び付くかですね。

BCC(7376)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:2,990円 気配更新:更新値幅65円、更新時間10分
下限値段:975円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:1,300円)
4,160円(公募比: +2,860円/+220.0%)
読者予想平均値:4,637円 | 中央値:3,900円 | 補正値:4,655円

主幹事の引受価格:2,139円

直前予想は今回はBB前予想を据え置きました。上場タイミングが良く、翌日のジィシィ企画が上場中止となったことで、注目度として追い風状況です。2日目突入でも1社集中が続くなら3倍超えの初値を目指すという見方です。

3倍付近に4,000円という分かりやすいラインがありますので、注目度の高まりが好調なら4,000円超えまで吊り上げるような初値の可能性を考えて4000円超え予想にしています。予想通りの結果なら、今後のIPO初値に再び期待感が出るようになりそうですがどうでしょうか?

もちろん6月IPOの悪い結果を引きずることも想定の範囲内です。ただ、直近IPOの物色なども起きていますし、7月に入っていい流れになってきそうな雰囲気はありますね。

SBI証券主幹事案件が初値含めてヒートアップするとIPO全体が盛り上がる傾向にあると思いますので頑張って欲しいです。初値後にはIPOチャレンジポイント換算も行いたいと思います。

sbipointkansan2021

今のところ、2021年のSBI証券主幹事IPOではざっくりとこんな状況です。1Pかろうじて1,000円超えが1件。今後1,000円超えを狙うのが至難な状況にはなってきています。

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IPOに当選する方策としては変わらず、しっかりと申し込めるところは申込むことですね。実入りが少しぐらい悪くなっても、継続していきたいです。