明日はVeritas In Silico(130A)の上場日です。2024年の2号IPOになりますが、新規性という意味では英文字コードが入った最初の上場銘柄ということになります。記念すべき130Aの初値はあとに残りそうですね。本日上場したSOLIZEはストップ高になったことで、こちらにも流れが波及するのかにも注目です。
⇒Veritas In Silico(130A)のIPO新規上場情報
・気配更新
上限値段:2,300円 気配更新:更新値幅50円、更新時間10分
下限値段:750円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
・注文受付価格の範囲 :250円~4,000円
それでは初値予想です(公募価格:1,000円)
1,200円(公募比: +200円/+20.0%)
読者予想平均値:1,119円 | 中央値:1,050円 | 補正値:1,119円
主幹事の引受価格:920円。
直前予想はBB時の予想を据え置いて1,200円としました。大手予想会社は公開価格付近の1,000円あたりと控えめ、それもその筈で想定価格1,120円から仮条件を800~1000円に引き下げた弱気のIPOです。上場時に買いがそれほど入らないというのが妥当な予想でしょう。ただし、予想会社の予想値は本日上場銘柄がストップ高になったというIPO地合いの変化に関しては材料に入っていないでしょうし、私自身はこの銘柄にはやや強気の評価をしていたため弱気に引き下げず据え置きました。
いずれにしてもBBスタンス時にも書きましたが、初値1,000円以上でスタートしたいという思惑がありそうで、規模感を考えるとそれぐらいは達成できないとIPO市場が寂しすぎます。日経平均など株式市場が好調なだけに、大方の予想よりも勢いのある結果を望みたいですね。
気持ち良い結果を求めたいですが、それでも2月唯一のC級評価しているIPOですので、今日の結果が良かったから明日の初値が同様に続くと安直に考えることもできません。じっくりと結果をみて状況を読み取りたいですね。
noteの黒澤アカウントではセカンダリー戦略に関しても書いています。工数がかかる点と、戦略が無料で多くの方に読まれることに違和感があるので有料になります。
2024年の第一号案件は結構な過去のデータを観察して一つの戦略を出しましたが、実はストップ高に乗れてない内容で出鼻をくじかれました。「全然あかんやん!」という内容も全銘柄書いていたら当然出てくるとは思いますが、長く続けてちゃんとうまくいっている部分もあるから書けるものだと思っていますので、気軽に利用頂ければと思います。
2024年のIPOはまだ始まったばかりです。これからIPOに参加したいという方はまずは上記の証券会社の一覧から口座の準備を進めましょう。1つ目の本番は3月上場ラッシュです。