明日はVRAIN Solution(135A)の上場日です。2024年の3つ目のIPOです。今年のIPOは2月スタートになりましたが、2戦2勝でしかも結果は想像を大きく超える活況な状況ということで、IPO地合いはかなり良いまま上場を迎えることになりそうです。引き続き強気目線ですが、どこではしごを外される展開かを見極める相場になりそうです。
⇒VRAIN Solution(135A)のIPO新規上場情報
・気配更新
上限値段:6,880円 気配更新:更新値幅150円、更新時間10分
下限値段:2,243円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
・注文受付価格の範囲 :748円~11,960円
それでは初値予想です(公募価格:2,990円)
4,485円(公募比: +1,495円/+50.0%)
読者予想平均値:3,790円 | 中央値:3,600円 | 補正値:3,790円
主幹事の引受価格:2,750.80円。
直前予想はBB時の予想を引き上げて4,485円としました。4,485円は2,990円x1.5倍で算出されるいわゆるVCなどのロックアップが解除される価格です。大株主のVCはジャフコですので、しっかり利確することでも有名、まず警戒ラインとして意識されるのは間違いないでしょう。
しかし、今のIPO地合いはこういった警戒ラインも気にしてられないレベルで強いものがあります。ひょっとすると4,485円も軽く超える買いが入ってもっと上での初値争いになる可能性も前日時点の雰囲気では感じています。その場合は5,000円超えや、AI急成長IPOというのが期待されて初日の上限2.3倍の6,880円など今の地合いならあっても不思議ではありません。IPOが本気出したらこれぐらいの結果は何度も見てきましたので期待したいところです。
一方で公開価格ベースで吸収金額40億弱の規模ですので、規模感から高騰は妨げられる可能性もあります。いろいろな要因を考えれば結局、表に出す最終予想はもっとも目安となる4,485円になったという予想結果です。
SMBC日興証券は良くも悪くも注目度の高いIPOが多いです。今回はAI系ということで良い意味での注目度が高いですね。上場銘柄のAI系も盛り上がっていますし、ここは予想以上の結果になる確率が少しだけ高い状況と考えています。
まずは今のIPO好調地合いがどこまで続くか見ものと言えそうです。
noteの黒澤アカウントではセカンダリー戦略に関しても書いています。工数がかかる点と、戦略が無料で多くの方に読まれることに違和感があるので有料になります。
現在、セカンダリー情勢はハイリスク・ハイリターンが加速している状況です。うまく行けば儲けやすい環境ですが、失敗したときの損失も大きくなりやすいので、しっかり戦略を持って挑みたいですね。
2024年のIPOはまだ始まったばかりですが、今のところは期待できそうなスタートとなっています。3月のIPOもどんどん出てきて次の目線は、どこまでお祭り状態が続くかでしょう。数の多い3月ぐらいまでこの調子であって欲しいものです。