明日はコージンバイオ(177A)の上場日です。本日上場したレジルは公募割れの不安視もされていましたが、なんとか大口の買い支えが入って初値は体裁を守ったような結果となりました。その後の株価は崩れており、結局はIPOに資金が来てない現状を露呈していることから、明日上場のコージンバイオも不安定な状況となりそうです。
・気配更新
上限値段:4,370円 気配更新:更新値幅95円、更新時間10分
下限値段:1,425円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
・注文受付価格の範囲 :475円~7,600円
それでは初値予想です(公募価格:1,900円)
1,980円(公募比: +80円/+4.2%)
読者予想平均値:2,231円 | 中央値:2,230円 | 補正値:2,285円
主幹事の引受価格:1,748円。
直前予想はBB時の予想を引き下げて1,980円としました。個人的には期待している銘柄なのですが、社名も「バイオ」と付いていますし、規模感も中規模、大株主にVCの影などを考えると初値からとはなりにくい銘柄です。そのため、今の地合いを考慮して大きく最終予想は引き下げました。それでも公募割れはないと感じますし、2,000円超えぐらいまでは十分可能性はあります。
泣いても笑っても4月の最終IPOです。この後はゴールデンウィークの休みが多い時期に入ります。次のIPOも約1ヶ月空くことから、直近のあまり芳しくないIPO勢に資金が少しでも入ってくるかが注目でしょうか?一旦地合いが悪くなって下げている銘柄に関しては、なかなか復活の難しいというのもありますが、各銘柄を細かく見ていれば今の株価は非常に美味しいという銘柄も見つかるかもしれません。見直し買いにも少し注目ですね。
例年、4月IPOは結構パフォーマンスが良いと思っているのですが、今年は年始から状況が良かった分か?いつものようには行きませんでした。次のIPOラッシュはおそらく6月になりそうですが、注目IPOなどが出てきて活気よく上場して欲しいものです。
noteの黒澤アカウントではセカンダリー戦略に関しても書いています。工数がかかる点と、戦略が無料で多くの方に読まれることに違和感があるので有料になります。
セカンダリーに参戦する人は概ね自分で色々調べて考えている人が多いと思いますが、長年IPOを見続けてきた人のちょっとした戦略を前知識に入れておけば、取り組みが変わってくると思います。noteの記事も2年目を迎えて有料ながら沢山の方に読んでもらっています。戦略が外れたり当たったりは仕方のないことですが、人の意見と自分の意見をすり合わせて実際の動きを見て、反省を加えると上手になっていくのではと思っています。
このところIPOセカンダリー状況が不調なので、全銘柄を記事として書いている身としては書きづらい部分もあります。様子見的な内容が増えると思いますが、それでも低価格で雑誌的な記事を読むといった雰囲気で読んで頂けると幸いです。