明日はMFS(196A)の上場日です。3社同時上場明けの単独上場となります。3社同時上場は初値では1勝1敗1分の結果となりましたが、普段よりも初値は弱めの状況が続いています。

MFS(196A)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報

・気配更新
上限値段:920円 気配更新:更新値幅20円、更新時間10分
下限値段:300円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

・注文受付価格の範囲 :355円~5,680円

それでは初値予想です(公募価格:400円)
410円(公募比: +10円/+2.5%)
読者予想平均値:447円 | 中央値:420円 | 補正値:447円

主幹事の引受価格:368円

直前予想はBB時予想の410円を据え置きました。ダウンラウンド上場ということで公開価格にお得感があると感じるマジックもあり、この系統のIPOはこれまで初値プラスでなんとか上場成功している銘柄は多いと思います。しかし、いつまでもこのダウンラウンドで時価総額を下げてでも上場を急ぐという状況が続くのはベンチャー企業の活性化には良くないと感じてしまいますね。

初値予想は微増で上場後でも十分買えると判断しましたが、明日は1社の単独上場で、次のIPOも数日空きますし、後に続くIPOに注目銘柄もありません。そうなると「モゲチェック」は住宅ローン情報サービスではかなり知名度も高いことから、上場時に動意づく可能性は高めの銘柄という判断をしています。

公募組にとっては初値から活気づいて欲しいところですが、セカンダリー組としては活気づくのは安く買えてからということで初値買いは様子見という方も増えそうです。PostPrimeも初値が公募同値という予想よりも安いところで付いたことで、セカンダリーでストップ高に張り付いても、まだ予想よりも安いということでセカンダリーの参加しやすさが光りました。

このモゲチェックも知名度や話題性はありそうなので、似たような荒い展開にはなりやすそうと感じています。もちろん公開価格付近で逃げ場があったのに、その後、もっと下がる展開も十分あります。参加するにしても素早い行動を心がけたいですね。

主幹事SMBC日興証券のIPOが続きます。良い銘柄と悪い銘柄が結構混在する主幹事ですので、うまく銘柄を見極める眼力を付けたいところですね。

MFS(196A)のIPO新規上場情報