明日はシマダヤ(250A)の上場日です。新総裁誕生から株価は一旦下げている中での上場となります。国内2例目のIPOはその間のタイミングに入り、メルコHDの株価推移を見ているとシマダヤは厳しい需給模様になるのではと感じられます。

コシダカとカーブスの時もコロナ禍の影響で可哀想なスピンオフ上場だったイメージがありますが、今回も船出は厳しそうですね。

シマダヤ(250A)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報

・気配更新
上限値段:4,325円 気配更新:更新値幅94円、更新時間10分
下限値段:1,410円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

・注文受付価格の範囲 :470円~7,520円

それでは初値予想です(公募価格:1,880円)
1,730円(公募比: -150円/-8.0%)
読者予想平均値:1,895円 | 中央値:1,880円 | 補正値:1,895円

主幹事の引受価格:1,729.60円

直前予想はBB時の予想から引き下げて引受価格での公募割れとしました。スピンオフIPOはメルコ株を持っておけば手に入りますが、スピンオフ前に株価が上場し、シマダヤ株のスピンオフが済んでメルコの株価がストップ高になる程度上がったことを考えると、スピンオフされたシマダヤよりも分離したメルコの評価が高かったと推測されます。

今回、シマダヤはファンドの売出で相当数が売られてますしお腹いっぱいの状態です。上場してすぐに公開価格で買いたいというそうは少なそうなので、一旦引受価格ぐらいまで下げる展開が普通でしょうか?個人的には下げても仮条件下限の1,600円あたりで固い銘柄と思っています。食料品セクターでディフェンシブなところもありますので、セカンダリーでじっくりとという攻め方で妙味のある銘柄だと思っています。半年から1年で普通に1,880円は超えている株価になることを期待したいですね。

配当もありますし、株主優待も出しやすい銘柄でしょう。短期目線は諦めて長期目線で考えたいですね。なお、大手予想会社の初値予想はよく当たるほうが1,690円の引受価格突き抜け公募割れ、忖度側は1,950円とプラス予想と割れています。私は公募株も手に入ったので、プラスになる方に期待したいのですが需給模様を考えると、プラス予想には出来ませんでした。

ただ、公募割れでも前述したようにシマダヤは中長期で根強いと思っていますので、あまり短期だけで考えないようにしたいと思います。スピンオフ第一号も、時間が経てばなんとかなっていますので・・・。

シマダヤ(250A)のIPO新規上場情報