明日は日水コン(261A)の上場日です。本日は日経平均が4万円台を回復、8月上旬の急下落からすでに回復したイメージも持ちやすくなりましたが、IPOに関してはまだまだ地合い回復が普及したイメージは持ちづらそうです。やはり東京地下鉄の人気を奪ってしまっている感がありますね。

日水コン(261A)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報

・気配更新
上限値段:3,290円 気配更新:更新値幅72円、更新時間10分
下限値段:1,073円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

・注文受付価格の範囲 :358円~5,720円

それでは初値予想です(公募価格:1,430円)
1,330円(公募比: -100円/-7.0%)
読者予想平均値:1,373円 | 中央値:1,350円 | 補正値:1,373円

主幹事の引受価格:1,329.90円

直前予想はBB時予想の公募割れを引き継いで公募割れとしました。引受価格が1,329.90円ということで1,329円が当たりやすい予想ですが、数字を丸くして1,330円にしています。主幹事の買い支えよりも自力で値付くようなら1,330~1,350円ぐらいになるかもしれませんね。

一方、公開価格付近やプラスになるような買いが入るような雰囲気は今のところ感じません。ディスカウント感がないイグジットIPOということで、とりあえず様子見してからという人が多そうです。なお、上場時のディスカウント感は感じないものの中長期的に見て株価を支えるような(高い配当成功・自己株式取得)を目論見書で言及されています。

謳い文句どおりであれば、インフラ系でディフェンシブにポートフォリオに入れておきたい業種の株ですので多少の需要が出てきそうですね。上場後下落待ちでじっくり動くと楽しめそうです。ただし、株価上昇してキャピタルゲインを楽しめるような銘柄ではないので、いつものIPOとは全く違う見方をしておいたほうが良さそうです。

日水コン(261A)のIPO新規上場情報