明日はククレブ・アドバイザーズ(276A)の上場日です。11月のIPOスタートは22日のガーデンが最初となり空白期間もあったので勢いに期待しましたが公募割れとなり、その後も株価を下げ続けています。IPO地合いはかなり弱気の状況で見ていきたいとところでしょうか?
これから数の多い12月に向かうと思うと、テンションが上りませんね・・・。
・気配更新
上限値段:2,185円 気配更新:更新値幅48円、更新時間10分
下限値段:713円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
・注文受付価格の範囲 :238円~3,800円
それでは初値予想です(公募価格:950円)
1,235円(公募比: +285円/+30.0%)
読者予想平均値:1,442円 | 中央値:1,419円 | 補正値:1,458円
主幹事の引受価格:874円。
直前予想はBB時から少し下げて1,235円としました。この銘柄はそれほど悪いスペックとも感じませんが、仮条件を引き下げ(ただし20%超えの条件付き)で結局上限決定です。久しぶりに想定価格よりも低い公開価格で決定しています。なお、この決まり方は主幹事みずほ証券でよくある出来事で、前回同様の決まり方のIPOは3月の情報戦略テクノロジーです。初値に関しては問題なくスタートすることが多いですね。ある意味、公募組に優しい条件になっていると思います。
大手予想会社は1200円や1000円と情勢を見て少し弱気の状況です。個人的には少なくとも仮条件の20%超えの1,140円は初値で超えるべきと思っているので、1,200円以上の初値にはなって欲しいですね。読者予想の平均では1,400円程度の数字が出ています。初日の高値でこの辺りまでは見込めるのかも注目です。
このタイプのIPOは初値で結果が出れば売り時、逆に初値が今の地合いの悪さで厳しく出れば買い時と、高売り・安買い精神で取り組むと成功するイメージが強いですが、どうでしょうか?
11月のIPOはこの銘柄も含めて4銘柄しかありません。C~B評価程度のIPOばかりで目立たないのですが、その中でも初値でしっかりプラスという状況になってくれないとIPOの地合い回復感は掴めないところになりそうで、12月のIPOの参加姿勢が難しくなりそうです。