明日はユカリア(286A)の上場日です。12月のIPO情勢は2戦目にして公募割れ銘柄が一つ、普段でも数が多くなると初値は苦戦するのに厳しい地合いかと感じます。ユカリアもやや大型で今の地合いだと需給面で苦しそうですが、どれだけ安値売りが出ないか勝負かもしれません。
・気配更新
上限値段:2,438円 気配更新:更新値幅53円、更新時間10分
下限値段:795円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
・注文受付価格の範囲 :265円~4,240円
それでは初値予想です(公募価格:1,060円)
1,100円(公募比: +40円/+3.8%)
読者予想平均値:1,102円 | 中央値:1,080円 | 補正値:1,102円
主幹事の引受価格:975.20円。
直前予想はBB時予想を据え置いて1,100円としました。微増のプラス予想ですが、C級評価で規模感も考えると公募割れまで十分ありえます。主幹事がSBI証券ですので、格好をつけるためにあまり余計なことをしないと思うので、潜在の買い意欲次第ですね。なお、大手予想では忖度側が1,100円、良く当たるほうが1,200円とどちらもプラス予想となっています。
根拠的には海外販売分の多さ、親引けなどで機関投資家などからの関心が高そうという部分でしょうか?私はSBI証券主幹事なので公募組で早売りも多く見られると思うので、プラスで始まってくれれば初値からジリジリと上げて1,200円も見えてくる銘柄だと思いますが、公募割れなどでしたら回復までには時間がかかりそう(上場ラッシュ後の見直し買いに期待)な銘柄だと思っています。
上場前になってSNS界では社長の経歴が話題のようです。社長の三沢 英生さんは東大大学院卒、GSなど金融系企業の要職を歴任。現在も東大アメフト部監督。190cm150kg、好きな食べ物はカレーとハンバーグという対峙したら敵う敵なしレベルですね。
ホームページの役員紹介で並びを見ても、ラグビーやってた自分としてはフロント3人がこの感じだったら勝てる気しません。
事業内容は将来性が高い(医療法人支援)、そこに頭脳も体力もありそうな経営陣が切り込んでいるので、中長期的に面白い銘柄になるかも知れません。社長は上場企業の中ではおそらく一番強い人物になるのではないでしょうか?
海外配分24%で多い?
確かに多いという表現にはなりませんね。海外配分もあり程度が正しいと思います。