明日はプリモグローバルホールディングス(367A)の上場日です。これまで6月IPOは2社が上場しましたが、初値プラスではあるものの、それほど予想するような買いは入ってこない環境と感じます。明日は一番危険視されている銘柄で、元から買い手がいなさそうな状況ですので、やはり直前気配は厳しいです。
⇒プリモグローバルホールディングス(367A)のIPO新規上場情報
・気配更新
上限値段:4,945円 気配更新:更新値幅108円、更新時間10分
下限値段:1,613円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
・注文受付価格の範囲 :538円~8,600円
それでは初値予想です(公募価格:2,150円)
2,013円(公募比: -137円/-6.4%)
読者予想平均値:2,128円 | 中央値:2,100円 | 補正値:2,155円
主幹事の引受価格:2,013.54円。
直前予想はD級評価どおりの公募割れとしました。引受価格の2,013円まで下げて誠意の買いでの値付け予想とします。焦点はここまで下がってしまうのか?それよりも上の2,100円あたりで初値が付くかでしょうか?仮条件を想定価格から大きく引き下げており、その中で上限決定の売出価格となりました。仮条件は2,060~2,150円でしたので、2,060円より下なら思惑よりもかなりの割安価格ということになります。ようやく買い手がついてもブライダルジュエリーに未来がなさそうなので、上場後も厳しい推移が続くのではないでしょうか?
業種も買いにくい評価になる一つですが、やはりインテグラルのイグジットIPOというのも厳しい評価の原因です。今回の上場時にも多く売出しますが、その後も保有がいくつか残ります。株価が上昇すれば追加売りの懸念があることを考えると、いくら割安感があっても買えないですね。
なお、高い配当性向に加えて株主優待も既に発表されています。3単元以上に店舗で利用可能な商品券5,000円ですが、この内容では態勢に影響はなさそうですね。