明日はウリドキ(418A)の上場日です。9月のIPOは特に初値が好調でしたが、その後の株価推移は上がりすぎた初値の制か?苦戦中、セカンダリー苦戦ということで、それが初値にも影響を与えていると感じる10月のIPO状況です。この状況の中で明日は地方市場上場銘柄となります。日経平均は爆上げなのに、IPOはどうしたはよくある現象なので、こういうときの地方市場は厳しく見たほうが良いかも知れません。
・気配更新
上限値段:2,760円 気配更新:更新値幅60円、更新時間10分
下限値段:900円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
・注文受付価格の範囲 :300円~4,800円
それでは初値予想です(公募価格:1,200円)
1,200円 (公募比: 0円/0.0%)
読者予想平均値:1,248円 | 中央値:1,200円 | 補正値:1,248円
主幹事の引受価格:1,104円。
直前予想はBB時の予想を下方修正して1,200円としました。微プラスから公募同値決着に修正しています。もともと、初値からか、少し間をおいて動意づくのを待つかぐらいで考えたい銘柄でしたが、現状のIPO地合いを考えると、地方市場へ初値から買い圧倒の景色が見えづらいと感じています。ということで初値予想の評価は下げましたが、上場後の上昇余地はあるとは思っています。ただ、結局地方市場ですので閑散相場の中で、どこで動意づくかは予想が付きにくいですね。
業績も好調で、いずれ市場のステップアップも考えているようですが、それを上場時点で前もって評価して買おうという層は少なそうです。上場時視点で言うと、それなら最初から東証グロース市場なら初値から盛り上がっていたと考えるのが普通と言えるでしょう。
【IPO結果一覧】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに(分析版)
地方市場へ上場するIPOは別視点を上場前から持っておくことが、戦略的に役立つと思いますので、再度、名証ネクスト市場へ上場した銘柄の初値結果や、現在の株価が上場時からどの程度変化しているかチェックしておくことをオススメしておきます。