明日はライオン事務器(423A)の上場日です。荒れた展開の株式市場になっていますが、IPO市場に関しては10月に入ってそうでなくてもやや低調な結果も見られます。明日は低位株で普通に楽しみのある銘柄になりますが、直前になってもどう転ぶか初値予想は難しくなりそうです。

ライオン事務器(423A)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報

・気配更新
上限値段:490円 気配更新:更新値幅11円、更新時間10分
下限値段:160円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

・注文受付価格の範囲 :54円~852円

それでは初値予想です(公募価格:213円)
320円 (公募比: +107円/+50.2%)
読者予想平均値:358円 | 中央値:350円 | 補正値:366円

主幹事の引受価格:195.56円

直前予想はBB時の予想を少し下方修正して320円としました。下方修正と言っても330円→320円なので気持ち下げた程度です。直前の気持ちとして300円を目安として2パターンでどちらにも転びそうだという部分でも判断に迷いました。パターン1は300円をとりあえず超えてどこまで吊り上がって初値一致になるか?パターン2は300円手前で初値が付いてしまってから、上場後に買われて300円上を目指すか?初値低調ならあまり株価が伸び悩むかという2つです。

最終的には300円超えの当初から考えていた予想を据え置いています。初値で1枚あたり1万円プラスぐらいになれば、B級評価レベルとして妥当な結果でしょう。明後日に大型のプライム半導体銘柄がありますので、IPO的にはそちらのほうが注目になるため、いまいち盛り上がらない覚悟もしておきたいところです。

個人的にはライオン事務器は少し中長期の目線で考えて、300円以下で買えるのであれば普通に割安でしばらく保有しておいても良いぐらいの感覚で攻めたいですね。

ライオン事務器(423A)のIPO新規上場情報