明日はインフキュリオン(438A)の上場日です。久しぶりに仮条件の上限突破で公開価格が決まったIPOです。20%超えではなく、中途半端な5%超えというのは初めてのパターンですが、傾向としては公開価格と初値のギャップをイメージするには、あまり良いものではないというのが個人的な印象です。

インフキュリオン(438A)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報

・気配更新
上限値段:3,865円 気配更新:更新値幅84円、更新時間10分
下限値段:1,260円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

・注文受付価格の範囲 :420円~6,720円

それでは初値予想です(公募価格:1,680円)
1,920円 (公募比: +240円/+14.3%)
読者予想平均値:2,338円 | 中央値:2,200円 | 補正値:2,368円

主幹事の引受価格:1,545.60円

直前予想はBB時の予想を少し下げて仮条件上限超え20%の1,920円としました。もともとの予想は2,000円を意識していましたが、この仮条件を逸脱して公開価格が決まるIPOに良いイメージがありません。インフキュリオンは吸収金額も大きく売出しも多いことを考えると、やや売り手市場で、上場時の買い意欲に欠ける可能性があると判断しています。

当方がB級評価しているIPOでも、たまに公募割れする銘柄がありますが、特にSBI証券主幹事でこのような規模感のIPOが多く、直前でも公募割れする可能性を捨てきれてない状況です。ただし、逆に2,000円超えて大人気ぐらいの広い幅で予測しており始まってみないと分からないところもありますので、後は天のみぞ知る状況ですね。

BJCが上場中止になったことで、10月のIPOはこの銘柄が最終になります。注目度自体は上がると思いますので、金曜日ですし2,000円超えの強い初値を見せると上値追いするのかが興味深いところです。逆に初値が厳しいとなると、週末リスクを背負って安いところを拾う短期トレード勢が出てくるかも知れませんね。

IPOチャレンジポイントを使ってゲットした人も多いと思います。300株セット配分で250Pを換算ポイントとして初値後にポイント計算したいと思います。

インフキュリオン(438A)のIPO新規上場情報