先日のリリースにありましたが、6月の約定分からSBI証券と楽天証券の一般信用金利引き下げとなっています。
どちらも全く同じ数字で下げています。ライバル視しているのが確認できますね!
当方の金利手数料比較も更新しました。長期の一般信用の貸株料に関しては業界で最安水準ですね。ただ、長期銘柄がどれだけあるかも問題ですので単純に優れているというのは時期尚早なかたちです。
SBI証券と楽天証券は手数料競争でも競い合うことが知られていて、以前も取引手数料で値下げ合戦を演じていました。これによって、業界全体の手数料が下がってくれるなら、私達も嬉しいですね。
大手ネット証券が下がりますと、他の証券会社の方が金利手数料が高く見えますので、ますます口座数が多いほうが有利になります。出来れば口座数の少ない証券会社がより手数料を引き下げて、穴場でこっそりオススメできる証券会社になってほしいです。
今回の手数料引き下げはSMBC日興証券の一般信用売建サービス参入が非常に大きいと感じます。長期で売建が可能で貸株料も安いですから、短期争奪戦が開始する前にSMBC日興証券で確保という方が増えてきました。
SMBC日興証券はダイレクトコースなら信用取引が条件無しで無料ですから、多少金利を払っても早めに確保すれば、他の証券会社よりコスト安で優待クロスなどをかけることが出来ます。
前倒しの競争は私は好みませんが、証券会社さんが手数料を下げることで多くの方が利用できる環境になるのはありがたいですね。出来れば、もう少し売建取得に余裕ができるぐらい在庫があればと思いますが、一般信用で確保する人が増えれば制度信用でも大丈夫という状況になってくれても嬉しいですね。
とりあえず手数料を下げてサービスを良くしてくれるニュースは嬉しいです。