7月22日に逆日歩の最高利率が変更されました。
当方の優待リストなど逆日歩テーブルを変更しましたので報告します。

株主優待リスト出力機

より細かく区切られることになったので、現在は最高逆日歩計算を1日1回にしているのですが、少し回数を増やしたいと思います。リアルタイム計算もできるのですが、一応負荷を考えて場中に1時間に1回とかにするかもしれません。

新しい最高料率早見表はこちらのPDFでどうぞ

ScreenShot00837

当方もスクリプトを修正しました。実は計算式にすると意外と簡単です^^

今回の逆日歩ルール改正ですが、改めて見ると株主優待クロスにはいい方向に見えました。ただ細分化されたため、最高の範囲内で逆日歩が高くなる可能性もあるので油断はできません。

改めて今回のルール改正を紹介します。

1.逆日歩の上限を決める単位は単元株価格5万円単位 -> 1万円単位に変更

細分化されました。基本的に最高逆日歩が下がる傾向です。ただMAXつける免罪符になるかも

2.最高料率(1株当たりの逆日歩の上限)の最低値は1.5円 -> 1円に変更

単純に約定金額が安いところでお得になりました。

3.単元株数10株以上の銘柄は、最高料率の単位は1円単位 -> 10銭単位に変更

こちらも細分化ルール

4.貸付株券の調達が困難場合は臨時措置にて最高料率が10倍になる

こちらは今までも「極めて異常で10倍」が存在しているのに、改めて10倍ルールがでています。何のためなのか?優待権利日前に告知があれば注意喚起同様に判断できるものなのか?気になります。

 

変更理由としては呼値単位の10銭への変更があったので、それに対応との形かもしれません。それなら基本的に売買活性化の意味合いがあるみたいなので、貸し株の調達がしやすくなるのであれば逆日歩は付きにくくなるかもしれないので優待クロス派、ヘッジ系でトレードする方には朗報ですね。

 

一番打撃を食らっているのは逆日歩取りのトレードの人が今まで利率の幅が広かったことによるサヤがなくなる形なので不利になるかもしれませんね。

 

株主優待タダ取り(クロス取引)に開設しておきたい証券会社