ちょうど2024年3月末の優待銘柄の優待が概ね届いたことで、株主優待クロス取引の整理も一息ついている方が多いと思います。今回もどこかでミスっている可能性はあるんだろうなと思っていましたが、案の定ミスがありましたので紹介します。

株主優待タダ取り(クロス取り)戦績

キムラユニティーの優待(お米券)がなかなか届かないなぁと思っていたら、優待は200株以上なのに、100株しか買ってませんでした・・・。優待が貰える株数間違えは初歩的なミスの1つですね。当方優待銘柄をクロスしたらちゃんとエクセルに表記して確認作業を行っているのですが、そのエクセル上は200株で取引していることになっていました(笑)

ちゃんと確認して記載もしていても、優待銘柄数が多い一大イベントの3月末はノーミスはいつも免れないですね(涙)

近頃は権利日が近づくと、各証券口座でそろそろ頃合いを見て一般信用を確保という手段がメインとなっているので、複数の証券会社を利用、さらにクロスする日が銘柄によって違うなどあってミスが起きやすいです。1ヶ月以上前から早取りする人は、違う月の権利日もまたぐなどでさらにミスが起きやすい環境の人も多いでしょう。

また、「ミスってない」と言っている人も確認作業自体がミスっていて、ミスに気づいてない人も多いと思います。むしろ確認すらしておらずミスったことになってないまま過ごしている人もいるかもしれません。

ここで改めて株主優待クロス取引で引き起こしやすいミス一覧をまとめておきます。

  • 優待が貰える株数の勘違い(300株や1000株から貰えるのに100株しか取引してないなど)
  • 現引き忘れ(手数料削減のために信用取引して、信用買いのまま権利日通過)
  • 現渡し忘れ(1ヶ月以上後に口座見て残物に気づくことも→金利そうとうお支払い)
  • 買い注文忘れ(一般信用売建確保に必至で達成感からクロスの買い注文忘れる)
  • 優待廃止確認忘れ
  • 長期優遇内容確認不足

などなど、最近は株主優待変更も激しいので、確認作業が増えている気がします。

株主優待クロス取引(優待タダ取り)あるある失敗集!

過去の「あるある失敗集」というものを作りましたが、株主優待クロスはミスは付き物ぐらいで考えたほうが良いですね。なるべくミスは少なくしていきたいところですが、特に3月末など優待権利銘柄がたくさんある場合は、間違え必須ぐらい作業量が多くなってしまうので、慣れた人でも大変です。より複雑にならないように、ある程度、厳選して余計な取引はしないぐらいの心構えが良いかも知れません。

「ミイラ取りがミイラになる」という諺があります。「優待乞食が乞食になる」なんてバカにされないように、ほどほどに優待と付き合っていきたいですね。