先日読者の方から「優待クロス取り」について質問を受けたので、ブログ上でも記事にしたいと思います。

【質問内容】

黒澤さんの優待取り戦績の手数料をみると、SMBC日興証券を利用せずGMOクリック証券を多用している模様ですが、SMBC日興証券の信用取引は0円なのに何故GMOクリック証券なのでしょうか?またどう使い分けしているのでしょうか?

こっそりと更新している株主優待戦績をチェックしていただいて連絡くれた模様で、質問を頂いた方にちょっと感動すら覚えました。

SMBC日興証券 vs GMOクリック証券に関してですね。

優待クロス取りの方法記事として、両証券会社は制度信用で使える証券会社として解説しています。

株主優待クロス取りにGMOクリック証券がオススメの3つの理由

真の株主優待タダ取りは、信用手数料無料の証券会社SMBC日興証券で

私の場合ですが、GMOクリック証券優待キャッシュバックがあるので、それを先に消化したい気持ちもありあまり意識せずGMOクリック証券を利用しています。
(基本優待クロスなんて手法をしている人は細かいんです(笑))

ブログで紹介しているのに実践してないと、読者さんに申し訳ないと思う気持ちというのもあります。優待戦績には手数料として載せていますが、実際は手数料キャッシュバックがあります。

その為、手数料面で見れば優待キャッシュバック範囲内なら、信用金利など細かいことを除けば同程度です。

そしてもう一つ重要なのが「取引画面やツールに慣れているか?」だと思います。

もう数年同じ感じでやっている私でも、一日に複数銘柄を発注すると発注ミスが生まれます。優待クロス取引では、発注ミスがやや大きな打撃になる場合があります。それを避けたいので、「慣れ親しんだ・または自分にとって使いやすいもの」を選んでいるという面もあります。

GMOクリック証券はWeb画面のUIが優れていて取引画面が使いやすいんです!

これから優待クロスをしようという人はSMBC日興証券の方が手数料を気にしなくていいので、利用してみて比較してみるといいと思います。SMBC日興証券の注意点としては若干資金効率が悪い部分です。証拠金率が高い部分と現物と信用の保有資金の枠が別枠です。

その為、突き詰めたベストな使い方は、

といった感じで、うまくGMOクリック証券のキャッシュバック範囲内で収めるといいでしょう。

参考になりましたでしょうか?とりあえず両方使って試していくと違いが分かると思います。