管理人は2010年から株主優待クロス取引の、実際の戦績結果を残しています。手数料や逆日歩などを考慮して実際に近い形での利益を出しているので参考になると思います。
株主優待が実際に届いてから、優待の価値を入れていますのでようやく2014年のおおよその収益が確定しました。
約30万弱の収益となっています。
2013年は30万を超えたので、若干ですが2014年は落ちました。ただこの方法は純粋にクロス取引だけで、ある程度初心者のかたが同じようにやってもこうなるだろうという結果で出しています。
私の場合はブログなどで株主優待を紹介しているので、ちょっと無駄なものまで取ってみたり、これは紹介するとお金持ちの人に怒られてしまうものもある?為、この結果と多少の違いはありますが、特に初心者の方でも、このぐらいの収益は簡単に出せるとなれば、非常に魅力的な投資法ではないでしょうか?
ただ年度として収益が少しだけ落ちているので原因を振り返りたいと思います。
株主優待クロスの失敗例
1.2月優待の強烈な逆日歩
2014年度は逆日歩のテーブルが変わって、ややこしい年でした。そこに来て2月の優待権利付き時の高逆日歩が顕著です。
ここで幾つか被弾したのが大きかったですね。年度の最初のほうで打撃を食らうと後々も慎重になります。
2.優待が貰えなかった失敗銘柄
タチエスは優待時期により条件が違うことの勘違い、PGMホールディングスは期末変更での優待条件確認ミスです。いずれも9月末の優待で数が多い時に失敗しやすいです。
優待リストなどを駆使して間違えないようにと思っていますが、それでも間違ってしまうのですね。他に多いのは注文ミスが多いのですが、2014年は注文ミスはありませんでした。
GMOクリック証券をよく使っていますが、取引画面の使い易さがやはり注文ミス無しにつながっていると思います。
3.あまり大したことのない優待まで乱獲取り
これはブログ運営をする上でもネタとして取っていて収益とかはあまり考えていない部分もあります。ただ優待取りをするとその企業が見えてきますので、社会勉強という意味でもいいと思っています。
2014年の失敗例を振り返りましたが、少し失敗しても年間30万円ぐらいは行けるという試算が出ています。株価高騰による優待利回り低下が厳しいですが、まだまだ株主優待は日本では人気で増加傾向なので、しっかりと享受していきたいところですね。
なお、2015年の注目は5月からSBI証券が無期限信用売り建て開始します。
auカブコム証券、松井証券、SBI証券の三つ巴一般信用売建て競争が激化すると思いますので、選択肢が多くなり大変かと思いますが、気軽な気持ちで全口座を駆使して利益を稼いでいきたいですね。