いよいよ8日に仮条件発表となる郵政IPOですが、大手さんからも予想情報が今週辺りから出始めています。当方のBBスタンスは仮条件発表後に、すぐに更新予定（7日）ですが、状況が早く気になっている人も多いでしょう。
その為、前夜祭情報として少し紹介します。大手予想コンセンサスです。
【2015072】ゆうちょ銀行(7182)のIPO情報 想定価格1,450円
初値予想:＋50円～+350円
初値予想的に前評判がいいのがゆうちょ銀行です。
初値予想的には＋50～350円あたりを目処としています。1枚あたり数千円から3万ぐらいまでありえるのではないか？という感じですね。1枚あたり1万あればと考えていると、意外とIPOでは2万ぐらいいくので、プラス2万スタートなら最高の出だしと言えそうです。
【2015071】かんぽ生命保険(7181)のIPO情報 想定価格 2150円
初値予想:＋50円～+250円
かんぽ生命もプラス1万円ぐらいのスタートで上場といったところ。減収見通しが痛いですね。個人的には「かんぽの宿」という資産をもっと活かせれば結構強力な武器になるのではと思っています。
生命保険契約の付加価値施設としては最強でしょう。
【2015070】日本郵政(6178)のIPO情報 想定価格 1,350円
初値予想:＋0円～+100円
3社の中で現状で初値として評価が落ちるのが日本郵政です。業績の悪い郵便事業を抱えるところがマイナス視されていますが、個人的には親会社の強み、物流の強みはあると思っています。3社の中では、一番資産株的な意識が出るでしょう。
正直言うと日本郵政だけ上場でも良い筈です。上場の仕方も、ゆうちょ銀行・かんぽ生命の動向を見てとなり、戦略的に最低でも公募同値からスタートを見込みたいところでしょう。
全体とみて、公募付近から10％ぐらいのプラスボーナスという予想だと思います。1億資金があれば1000万増えるチャンスです。100万でも10万円の臨時収入。
個人的にはやはり参加姿勢を強めたいと思っています。
人によっては日本郵政を強めにして資産株にしたい人も少なからず多そうです。売りどきも案外難しそうですね。今回は短期派ばかりのIPOではなく、じっくりと上げていきたい思惑もあるでしょう。