AppBankの初値レポートです。
上場前から情報流出のIRが出るなど、波乱模様でしたがストップ高引けとは荒れすぎです。
初値売りで約5.5万円のプラスです。当選者の方、おめでとうございます！
【6177】ＡｐｐＢａｎｋ（公募価格1,200円）
初値：1,750円（公募比: +550円/+45.8%）
高値：2,150円
安値：1,700円
終値：2,150円
出来高：8,126,500株（公募売出総計：1,292,000株）
スマホアプリ紹介サイトのＡｐｐＢａｎｋが新規上場、初値は46％高に
（ブルームバーグ）：スマートフォン向けアプリの紹介サイトを運営するＡｐｐＢａｎｋが15日、マザーズ市場に新規株式公開（ＩＰＯ）した。公募価格の1200円に対し朝方から買い気配値を切り上げ、午前10時半前に形成された初値は46％高の1750円だった。
同社は、「AppBank.net」を中核メディアサイトとし、コンテンツの楽しみ方を伝えることで広告事業を展開する。また、自社提供のコンテンツでユーザーを獲得、ストア事業に送客することで収益の安定化を図っている。上場に際し公募17万8000株、オーバーアロットメントを含む売り出し130万7800株を実施。主幹事は野村証券。
2015年12月期の連結業績計画は、売上高で前期比34％増の40億3100万円、営業利益が38％増の７億2600万円、１株利益が64.5円。スマホの普及でネット広告市場が拡大、メディア事業の売り上げを49％増と見込むほか、ユーザー数の増加からストア事業も29％伸びるとみている。
初日の出来高が公募売出総計の6～7回転ほどです。やはりIPOの期間が空いたことによる充電は十分だったと思えます。ただ初値は、上場日当日に情報流失のIRを出すなど不信感からか、それほど伸びませんでした。
とは言え初値もそれなりセカンダリーにも利益が出ていますので、IPOの見映え的にはよろしく盛り上がりを見せそうですね。
初日のチャートでは10時30分付近の1,800円で一旦大きな売りが確認できます。ロックアップ解除ポイントなど節目が結構重要な役割をしているのが分かりやすい結果となっています。
上場は来週までまた1週間ほど空きます。次戦は赤字バイオとかなり苦戦が予想されていますが、どうなるか気になりますね。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
黒澤のツイッターでは初値速報を流しています。
https://twitter.com/96funnews
ツイッター使っている人はフォローして頂ければ幸いです。
今回はピタリ賞がでませんでした。ニアピン賞も出ておりません。
10月IPOよりニアピン賞を復活しています。1750円と切りの良い数字でピタリ賞が出るかと思いましたが、読者予想は今回は知名度による暴騰予想が多かった模様です。
ストップ高後、どこまで株価が伸びるかで読者予想の平均に近づいていくか見ものです。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き初値予想を、お願い致します。