ベルシステム24ホールディングスの初値レポートです。
想定通りの公募割れとなりました。このサイトを見ていただいた方は回避できたと思います。
初値売りで約7,700円のマイナスです。当選者の方、残念でした。
⇒【2015079】ベルシステム24ホールディングス(6183)のIPO情報
【6183】ベルシステム24ホールディングス(公募価格1,555円)
初値:1,478円(公募比: -77円/-5.0%)
高値:1,483円
安値:1,353円
終値:1,405円
出来高:14,712,000株(公募売出総計:32,502,900株)
ベル24HDが10年ぶり1部再上場、初値5%安-コールセンターなど
(ブルームバーグ):傘下企業でコールセンター業務、医薬品の治験支援業務を手掛けるベルシステム24ホールディングスが20日、東証1部市場に上場した。売り気配で始まり、初値は公開価格の1555円に対し5%安の1478円。前身のベルシステム24は2005年1月、機動的判断によるグループ戦略の展開を目的に、株式の非公開化で1部市場を上場廃止となったため、10年ぶりの再登場になる。
同社は2014年6月の設立で、東京都中央区に本社を置く。前身企業は1982年9月に創業、電話転送機による24時間電話業務代行サービスを開始し、通信販売の電話注文受付、自動車事故報告の電話受付などに業容を拡大した。旧日興プリンシパル・インベストメンツ子会社による買収で05年に非公開企業へ移行後、10年2月以降は米投資会社のベインキャピタル系ファンドの完全子会社となり、昨年10月に伊藤忠商事が資本参加した。
CRM(Customer Relationship Management)事業を手掛けるベルシステム24では、全国25カ所、約1万3000席の自社コンタクトセンターで電話によるクライアント企業のカスタマーサポート業務、セールスサポート業務を行い、コンサルティングサービスなども提供する。ベル・メディカルソリューションズでは、医薬品の開発支援(CRO)事業や治験施設を支援するSMO事業を展開する。
16年2月期の連結業績計画は、売上高で前期比7.8%減の1034億円、営業利益は51%減の92億3200万円、1株利益は70円90銭、1株配当は18円。公開価格ベースの予想PERは21.9倍。子会社での大口契約の受注単価の条件改定が響く。上場に際し公募310万2900株、オーバーアロットメントを含む売り出し3427万5400株を実施。主幹事はSMBC日興証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券。
初値の1478円は引受価格ですので主幹事証券のカバーが入ったことになります。それでようやく買い支えですから、更に一旦ふるい落とし、徐々に伸びると見せかけて引けに大きな売りがあった模様ですね。
正直、売りたくて仕方ない層ばかりに見えます。
初日の出来高でまだまだ公募売出総計の半分にも満たしていません。しばらくは売り圧力のほうが多いと思って間違いないです。極端に安くなってから、気がついたら買う程度でいいのでしょうね。
私が気がつくのはクオカード優待でも、もし始めた時ぐらいかもしれません。
この結果が、IPO過熱の冷やし玉になってくれることを祈ります。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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