3日目まで持ち越しのロゼッタがようやく値付けとなりました。
また場中はかなり激しく動いた模様です。
初値売りで約30万円のプラスです。当選者の方、おめでとうございます。
【6182】ロゼッタ(公募価格695円)
初値:3,705円(公募比: +3,010円/+433.1%)
高値:4,405円
安値:3,005円
終値:3,850円
出来高:2,256,400株(公募売出総計:347,900株)
自動翻訳ロゼッタ、上場3日目初値は5.3倍-上昇率はCRIMW以来ど
(ブルームバーグ):19日に東証マザーズ市場に新規株式公開(IPO)し、買い気配のまま取引が成立していなかった自動翻訳サービスのロゼッタが上場3営業日目の24日、ようやく初値を付けた。公開価格の695円に対し5.3倍となる3705円。公開日から3日目の初値形成となったのは、7月に上場したアイリッジ以来。初値上昇率は、昨年11月27日に上場したCRI・ミドルウェア(5.6倍)以来の大きさ。
ロゼッタは東京都中央区に本社を置き、2004年2月に人工知能(AI)型の機械翻訳の研究開発事業を開始するため、現最高経営責任者(CEO)の五石順一氏が創業した。自社開発したAIとインターネットを融合した技術を用い前後の文脈を判断、日本語と英語、中国語、韓国語間の自動翻訳を行うサービス「熟考」を展開し、導入実績は1500社に上る。法人向けの専門翻訳サービスも手掛ける。
16年2月期の連結業績計画は、売上高が前期比12%増の15億6300万円、営業利益は49%増の1億9300万円、1株利益は64.65円、1株配当は15円。公開価格ベースの予想PERは10.7倍。自動翻訳サービスのMT事業で新規売り上げは前期比6割増、既存売り上げは同13%増、自動翻訳技術の援用ツールによる受託サービスを行うGLOZE事業では43%増収を見込む。上場に際し公募23万1600株、オーバーアロットメントを含む売り出し16万8400株を実施、主幹事はSMBC日興証券。
チャートを見ると面白いですが、初値後上昇し、一気に売り気配となっています。9時半頃から10時頃まで張り付きで売買0ですね。
最近では前場で寄って、後場で張り付きの初値天井パターンは多く見ましたが、需給で勝負の銘柄はこういった現象がよく見られます。
ただし引けにかけて株価を伸ばしたことで、引けは初値より高い位置となりました。十分高い初値の上に、初日の引けをプラスで持ってきたのは、今後のIPOにも好感ですね。
それにしても公開価格700円程度の株が、初日で上下1400円しています。もうこうなると訳わかりませんね。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
黒澤のツイッターでは初値速報を流しています。
https://twitter.com/96funnews
ツイッター使っている人はフォローして頂ければ幸いです。
今回はピタリ賞がでませんでした!
可能性がないことはなかったのですが、流石に5倍程度の強気予想をできる人は少ないでしょう。まだまだIPOバブルは続きますが、2極化の流れも起きていますのでうまく波に乗って行きたいところです。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き初値予想を、お願い致します。