本日、6銘柄の初値が付きましたのでレポートします。
長くなりますので2記事に分けたいと思います。結果的には3勝2敗1分けですが、明暗分ける傾向が際立ちました。
まずはアイドママーケティングコミュニケーションから。
初値売りで約2万1千円のマイナスです。かなり酷い結果ですね。
⇒アイドママーケティングコミュニケーション(9466)のIPO新規上場情報
【9466】アイドママーケティングコミュニケーション(公募価格1,440円)
初値:1,230円(公募比: -210円/-14.6%)
高値:1,250円
安値:971円
終値:985円
出来高:1,615,400株(公募売出総計:1,600,000株)
主幹事はみずほ証券になります。みずほ証券はUMCでも引受価格で支えきれませんでした。今回も引き受け価格より下の初値になり、そして初日からだだ下がりです。こうなるともう主幹事の責任というのも感じてしまいますね。
こういった上場をすると投資家にも不信感、上場会社にとっても不信感だと思うのですがどうでしょうね。
個人的には想定価格が甘すぎる銘柄が多い気がしますね。
ピタリ賞はやはり出ました。IPOまん様がピタリ賞です。
後ほど、アマゾンギフト券を送付します。
続いて、イワキポンプ(6237)。
初値売りで約5千円のプラスです。当選者の皆様、おめでとうございます。
⇒イワキ(銘柄名:イワキポンプ)(6237)のIPO新規上場情報
【6237】イワキポンプ(公募価格2,000円)
初値:2,050円(公募比: +50円/+2.5%)
高値:2,112円
安値:2,011円
終値:2,084円
出来高:591,400株(公募売出総計:600,000株)
イワキポンプの主幹事は大和証券です。大和証券といえば先の地銀上場も見事に公募割れにしなかったです。このあたり主幹事のやり方の差を感じるところです。
当方としては東証2部の地味銘柄でかなり危ない銘柄と思っていましたが、上場に格好をつける手腕を感じたと思います。
この結果は今後も参考にしたいところですね。あとは2極化した場合は、リスクとリターンも大きく振れます。東証2部銘柄はマイナスの振れ幅も少なく済む特徴もあるかもしれません。
ピタリ賞も出ました。アロエ様がピタリ賞です。
後ほど、アマゾンギフト券を送付します。
最後にフェニックスバイオ(6190)
初値売りで約5千円のマイナスです。ただし、その後ストップ高となっています。
【6190】フェニックスバイオ(公募価格2,400円)
初値:2,350円(公募比: -50円/-2.1%)
高値:2,850円
安値:2,349円
終値:2,850円
出来高:798,700株(公募売出総計:410,000株)
6社同時上場で一番変な結果になったのがフェニックスバイオです。直前になり大手予想が超強気予想になるなど何かしらの強気になる要素があったのかもしれませんが、初値としては公募割れ・・・、しかしあっという間にストップ高を演出しています。
引けにかけてほぼ剥がれることなく、ストップ高引けでした。
期待していて自信を持って買った人はラッキーでしたね。反対に初値で手放した人は口惜しいかもしれません。
ピタリ賞は、にゃが様が見事的中させております!
初値は大方の予想通りでしたが、その後ストップ高は意外な人も多かったかもしれません。ただ、IPOはそんなものだよなというのが長年見ているものからの気持ちです。
以上、3銘柄の初値レポートです。更に3銘柄は分けて紹介します。
3銘柄ともピタリ賞が出ています。確実に3月が終わった後にアマゾンギフト券をお送りするので気長にお待ち下さい。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
黒澤のツイッターでは初値速報を流しています。
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終わってみると6社同時上場もあっという間ですが、やはり個人で考えても全部の銘柄をチェックしてる人は少ないだろうなぁと思いました。そりゃ2極化になりますね。