FOIが破産申請しました。

 東証マザーズ上場の半導体製造装置メーカー、エフオーアイは21日、東京地裁に破産手続き開始を申請した。負債総額は約92億円。粉飾決算の疑いによる東京証券取引所の上場廃止決定で、取引金融機関から預金を凍結された上、50億円超の債務超過で事業継続が困難になった。
 同社については2009年11月の上場時に売上高を100億円規模で水増しした金融商品取引法違反の容疑で、証券取引等監視委員会が12日に強制調査に踏み切っている。
 記者会見した保全管理人の松田耕治弁護士は、上場前の04年3月期から粉飾決算を行っていたとみており、「経営陣に民事責任を求め、私財を提供してもらう」と述べた。
 通常の破産では株主はほとんど投資資金を回収できないが、今回は上場時の有価証券届出書での虚偽記載のため、損害賠償請求権が認められる可能性がある。金融機関や社員など約330人に加え、最大1万3000人の株主が債権者に加われば、破産手続きの難航が予想される。 

写真さんなどはどうなるのでしょうかね。
実はFOIって我が家にかなり近いところにあり、
前を通ったこともあります。
今はどうなっているんでしょうかね?変なもの貰いそうで近寄りたくないですが…

一方、東証社長のインタビューです。

東京証券取引所の斉藤惇社長は、欧州の債務危機で株式相場が低迷していることから、今年の国内新規株式公開(IPO)は50社前後と、昨年12月時点の予想の半分程度にとどまるとの見通しを示した。

  斉藤社長は19日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、欧州の財政赤字懸念で世界の株式市場が混乱しているため、企業がIPOを通じた資金調達計画を中止していると指摘。個別企業名は挙げなかったが、香港などの他のアジア市場でもIPOの見送りが相次いでいると話した。

  同社長はIPO動向について「ギリシャ問題で、前よりもやや楽観的でなくなっている」と述べた。欧州債務危機が悪化するまでは「IPO件数は非常に健全なペースに回復してきていた」と語った。ブルームバーグのデータによると、今年に入って8社が東証に新規上場し、合計1兆500億円の資金を調達した。

本当に100件を見込んでいたか自体が微妙ですが、もう半減の発言です。

ただ今日も新規承認出ましたね。
IPOブロガーさんも更新忙しくなってきましたね。