本日もIPOの新規承認は1銘柄でした。マザーズ・小型・ネット系（ソーシャル系）と人気が出そうです。ただ、枚数が少なすぎて非常に当選が困難な銘柄になります。
アジャイルメディア・ネットワーク(6573)のIPO新規上場情報
ソーシャルメディアを通じて、企業の商品や体験などを活性化させるアンバサダープログラムが珍しいところです。自己PRでなく、使ってもらって人にアピールして貰って広げる手法ですね。
想定価格は2,640円、主幹事はみずほ証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約3.76億円で、東証マザーズ市場の小粒IPOです。
業績に関してはしっかりとした成長を見せてはいますが、急拡大とまで入っていません。売上げが横ばいだったり減益の時もありますね。業種的には認知度の高まりや肝となるのは「質の高いアンバサダー」を確保できるかという点ですね。
個人的には面白いことをしているなと思っていますが、沿革で最後の方で電通やマイナビなどと資本業務提携、そして上場という流れですので、何だかこの先のサービス展開に関しては宣伝臭臭さや広告手法的なものが出てくるような気がしてなりません。
IPOとして目を向けると枚数1240枚と超プレミアチケットIPOです。供給がかなり少ないので、需給面で初値高騰となりそうな銘柄です。
岡三証券が幹事に入っているので岡三オンライン証券も委託幹事になりそうですね。茨の道ですが、少しでも当選確率を上げて望みたいところです。
それにしても新規承認もポツポツと出るにとどまるので、今年の3月の上場は程よい間隔のスケジュールになっていますね。同時上場による需給の苦戦や、2極化に関しては弱めに考えてもいいかもしれません。
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