2018年4月にDMM.com証券がいよいよ株式取引に参入します。事前登録の先行特典で「取引手数料最大4ヶ月0円」「抽選で2000円キャッシュバック」などお得ですが、現在見えているサービス内容では特に取引手数料が注目に値します。

今回、当方の証券会社のコスト比較一覧にDMM.com証券を入れてみて、実際どの程度使えるレベルなのかを検証してみます。

証券会社株式取引手数料比較一覧

まずは現物取引から、手数料体系の設定としては1約定ごとしかありません。これは信用取引も同じです。ですので、一日にたくさん取引をする人というよりかは初心者よりの設定ですね。

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最近では10万以下や20万以下の約定代金で手数料無料というネット証券も増えてきました。そんな中、DMM.com証券は少額約定代金で手数料は取るものの最安水準。そして約定代金が高くなっても安い取引手数料を保っているところに特徴があります。

手数料で勝負のライブスター証券と横並びの設定ですね。なお、こうやって比較すると実はむさし証券トレジャーネットが現物手数料が安かったりします。意外な伏兵に皆さん気づいていないことが多いです。

なお、1%のポイントバックもあるようで、そこは楽天証券と同じように同じ見た目の手数料ならさらにポイント還元でお得と判断できます。

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信用取引手数料ですが、こちらもライブスター証券と合わせることで競争力を付けています。ライブスター証券は取引ツールがちょっとという方もいると思いますので、UIに強そうなDMM.com証券に期待している方も多いかもしれません。

今年のはじめに手数料値上げを行ったGMOクリック証券が一番影響を受けるのではないかと思っています。株主優待などでキャッシュバックはあるものの、やはり今年に入って手数料が上がったために印象が悪く、私も利用証券会社の移行を考えていたところです。

信用取引ではSMBC日興証券が条件無しで無料と最強なのですが、現物と信用の資金管理が別れているなど使い勝手でまだ改善して欲しいところがあるので、株主優待クロス取引ではツールなどの使い勝手も重要ですので、ツールの出来によっては移行したいと思っています。

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なお、信用取引の隠れコストとおもいえる金利に関しても低めの設定となっています。ここは本当はもっとアピールしたいところかもしれませんが、あまりピンとこない人も多いため大きく紹介していないのかもしれません。

変なところでコスト高くなっていたらどうしようと思っていましたが、さすが後発参入ということでそういうことななく、とりあえず移った人が得するようにはなっていますね。

個人的には検証してみてDMM.com証券に移行して利用したいと思っています。

後は取引ツールが簡単に使えるか?というのも重要だと思いますが、幸い最大4ヶ月も手数料無料期間が事前登録でありそうなので、そちらも検証したいと思っています。

この参入によって、他のネット証券さんが手数料競争で手を売ってくるのかも気になりますね。特にGMOクリック証券さんは手数料値上げで客が取られる可能性が高いと思いますので、サービス強化は必須になるでしょう。

こうやって新しい会社が参入することで、業界の競争が激しくなるのはサービス利用者にとっては嬉しいです。株取引で新米になるとは思いますが、DMM.com証券には頑張って欲しいです。