エネクス・インフラ投資法人(9286)の仮条件が発表されました。
インフラファンド市場への上場なので普段はあまりネタにしないのですが、なんと一本値を使ってきたので紹介します。

エネクス・インフラ投資法人(9286)のIPO新規上場情報
仮条件:92,000~92,000円 (変動率:-8.0% ~-8.0% 超弱気 )
主幹事はSMBC日興証券。一本値の仮条件はソフトバンクで話題になりましたね。

今後のスケジュール

BB期間 開始: 2019/01/25 (金) ~ 終了: 2019/01/31 (木)
公募価格決定 2019/02/01 (金)
購入申込期間 開始: 2019/02/05 (火) ~ 終了: 2019/02/08 (金)
上場予定日 2019/02/13 (水)

BB期間は金曜日からです。BBスタンスの評価は金曜までに更新したいと思います。

エネクス・インフラ投資法人(9286)のIPO新規上場情報
(各証券会社への引き受け割合・割当量などの詳細はこちらで更新しています。)

想定価格10万円から8%値下げの弱気の一本値です。ソフトバンクで初めて一本値の仮条件を見ましたが、初値は知っての通り苦しいスタートとなりました。今回もかなり値下げした中での仮条件ということで厳しさが伺えます

もともと想定価格では厳しいと見ていて仮条件は下げてくると思っていましたが、92000円一本値は見方が難しいですね。過去のインフラファンドの結果を振り返ってみると、第一号の初物以外はすべて公募割れのインフラファンドです。想定価格は全て10万円、公募割れしても9万円ぐらいには持ちこたえています。現在の値動きも極端に下げていないのは好感が持てますね。


【IPO結果一覧】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに(分析版)

過去の結果を見ても初値を意識するようなものではなく、結果的に92,000円で高いか安いかでの判断になるでしょう。スポンサー力や物件の内容からもう少し利回りがないと割に合わないと思えば買えませんし、とりあえずインフラファンドのポートフォリオにおいてもいいと言うなら参加でしょうか?

運良く初値が上がったなら手放す、下げで始まるなら諦めて分配金を手にするといった感じになりそうです。


SMBC日興証券主幹事で枚数もそれなりに多い銘柄ですので、ネット抽選でも当選確率は高めかと思います。さらにインフラファンドのIPOでは珍しくSBI証券も幹事団に入っています。こちらは落選でポイントゲットのためにも申し込んでおきたいですね。

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