6月から新制度に以降(総務省からの指定制)するにあたり、今年は5月末の今、ふるさと納税の駆け込み需要となっています。
特に「大阪府泉佐野市」の割り切ったやり方が凄いですね。
コースによっては還元率が70%になっています。ふるさと納税の市町村として指定されないなら、もうその前にお金を集められるだけ集めようという対抗姿勢です。
なお、私もうなぎがもともと欲しかったので気になってみていますが、今申し込んでも翌年2月以降の在庫しか残っていないですね・・・。なかなかかなりの数の申し込みが来ていると感じます。
後は泉佐野市と言えば特産物として「泉州タオル」があります。タオルが欲しい人は狙い目かもしれません。その他、使い勝手の良いトイレットペーパーやティッシュまで返礼品の中にありますので抜かり無いなぁという印象です。
6月からとりあえず除外と発表されている4自治体は以下です。
「静岡県小山町、大阪府泉佐野市、和歌山県高野町、佐賀県みやき町」
なお、5月までの寄付は問題ありませんので、還元率が高く気になるお礼品がある場合は寄付してもちゃんと控除できます。
アマゾンギフト券が追加で貰えるふるさと納税サイト「ふるなび」をみてもまた静岡県小山町のサーティワンアイスなどは残っています。ただ、13,500円で8枚なので3割還元は守っている形です。
金券系であったり、物品的な返礼品は6月からは影を潜めそうですので、狙っているお礼がある場合は5月中にしておいてもいいでしょう。私も今まで消耗品としてゴルフボールをふるさと納税で頂いていましたが、ゴルフグッズもなくなっていきそうです。
私の個人的な予想ですが6月以降は返礼品は3割程度までとなっていますが、市価価格がわかりにくい特産品については、実質3割以上なんじゃないか?というのが人気を博す展開になりそうです。「米」などは代表例で、昔みたいに20kgの米は3000円相当です!なんて返礼品が出てきて人気になりそうです。
最後に泉佐野市の主張のPDF資料も読んでみました。38ページになりますが、寄付者としては過度な返礼品競争はなくなってほしいが、自治体に任せる姿勢のほうが良いのでは?と思っています。過度な返礼品をやって収入が入らないのだったら「ふるさと納税」も自治体として参入をやめるでしょうし、下手に規制をするほうが制度の萎縮に繋がるのではないかと思います。
どうもこんばんは。
>「大阪府泉佐野市」の割り切ったやり方
敬意を表して?泉佐野市に寄付して、今年の予定枠を使い切りました。
ここの市長さんは制度を上手く利用して、偉いと思います。
>ふるさと納税の市町村として指定されない
これ、どんな感じで指定・非指定?を決めるんですかね。
極端な話、泉佐野市が6/1から1年か2年、ほとぼりが冷めるまで返礼品なしでしのげば→3年後くらいには指定になるんでしょうか。
指定さえ受ければ、そこでまた300億円キャンペーン発動ですね。(笑)
数年スパンで見れば、結局、馬鹿正直に指定を受けている自治体が損をする、イビツな制度だと思います。
>「米」などは代表例で、昔みたいに20kgの米は3000円相当です!なんて返礼品が出てきて人気になりそうです。
米は厳しいでしょう。
ここ数年、米はふるさと納税返礼品でいただいていますが、1万円寄付→20kg返礼の相場だったのが、今年は1万円15kgでも数自治体しか残ってませんからね。
まぁ最近は、減量ついでに米の消費量も減っているのでいいのですが…。
また12月になったら来年分を検討し始めますが、数年続いたふるさと納税バブルは今月で一区切りということになりそうです。
コメントありがとうございます。
ふるさと納税に関しては、制度で締め付けても抜け穴が出てくると思いますので、自治体がどんな知恵を絞って話題性のある返礼品など出すのか見ものかと思っています。
「米」は注目されやすいので、以前のような20kgとかは出ないかも知れませんね。
ただ、市価価格が微妙とも言える食べ物は何か3割を超えるお礼品として出そうな気がしています。
例えば「傷物、B級品」と称して野菜や海鮮物、果物など。味は良いんだけど・・・、って物がお得に返礼品に回るかも知れませんね。
私はいろいろ考えましたが、5月末では使える枠がまだ確定していないので、今回は駆け込みにのらないことにしました。