2日目突入となったブランディングテクノロジー(7067)は金曜日の勢いがなくなった結果となりました。初値こそ2.8倍程度となっていますが、強力な売り浴びせで崩れています。ベンチャーキャピタルが冷やし玉となったでしょうか?
初値売りで約30.8万円のプラスです。当選者の方、おめでとうございます!
⇒ブランディングテクノロジー(7067)のIPO新規上場情報
【ブランディングテクノロジー(7067)】(公募価格1,740円)
初値:4,825円(公募比: +3,085円/+177.3%)
高値:4,995円
安値:4,125円
終値:4,160円
出来高:851,100株(公募売出総計:156,200株)
初値は4,825円でした。約2.8倍なのでいい結果ではあるもののSansanから続いた好結果からしたら物足りないものだったかも知れません。しかし、それでもったいぶって売らなかったらさらに一気に株価が下がる展開になっています。一気に400円ほど安い4,400円辺りまで落とされて我慢してたら引け前にさらにもう一段下げる展開です。
明日は即金規制明けになりますが、需給が崩れた印象です。ベンチャーキャピタルが売り抜けていてもう大きな売り圧力がなくなっているかも知れませんが、買いも怖くて入れない人が多いかもしれません。明日は東証2部への上場銘柄(訂正:マザーズの注目銘柄インフォネットでした)がありますが、それ以降も上場が続くのでしばらくは動きが鈍いかも知れませんね。
SBI証券主幹事銘柄でしたので、気になるIPOチャレンジポイント換算も考察してみましょう。 今回の初値売り利益は30.8万x1枚÷400P程度≒770円となりました。
ポイントのインフレ化が進んでいますので1P770円でもOKとみるか、1000円以上は欲しかったと見るかは難しいですが、ここ最近はそれほどポイント換算が高くなることはないと思っています。1P=1,500円行ったらかなりいい状況ではないでしょうか?
もっと状況が良かった時に使っていれば、という人も多いかもしれません。
最近のSBI証券のポイントインフレ化を考えると、チャンスを待ちすぎるのも厳しい結果になりかねないと感じますね。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞がでませんでした。
読者予想の補正値が4,928円ですので、結局計算で出しているこの値がいつもよく当たる状況です。私は直前予想含め、やや強気すぎましたが状況が一変するのがIPOですので金曜日の雰囲気だったら6,000円も可能性はあったと思っています。IPO初値予想は本当に難しいですね。そして潮目の変化が本当に速いので、波乗りが上手じゃない人は、あまり参加すべきじゃないんでしょうね。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。