手数料の安さに特徴があるライブスター証券がさらに細かく手数料体系をしてきます。
5万円以下の約定代金で手数料税抜き50円です。現在は少額から投資を始めるというスタイルが増えていることで、この部分を切り分けたんだと思いますが、残念ながら小額決済なら手数料無料というところもありますので、こちらの変更はそれほどインパクトは感じられません。
今だと現物取引でも完全手数料無料のスマートプラス（STREAM）の他、SBI証券・松井証券・楽天証券といった大手のネット証券も条件が全体だったりしますが10万までの約定代金で0円です。
岡三オンライン証券はもう一歩踏み出して20万まで無料としています。
取引ツールはその他のサービスの差などもありますので、一概に手数料比較だけでは優劣は語れませんがライブスター証券的には手数料はとことん引き下げるけど0円は流石に経営的には無理というのもあるかも知れませんね。
個人的には「フル板情報サービス」リリースのほうが気になります。
最近の傾向を見ているとフル板まで使う人は板読みする特殊な人ということで、証券会社のサービスとしてはコストを掛けてまで提供しない方針が増えている印象です。
ただ、IPOファンとするとやはりフル板は欲しい！という人は多いでしょう。今は条件無しで楽天証券のトレードツールでフル板が見れたりしますが、使い勝手の面で満足していない人もいるかもしれません。私も寄り付き前の合致点がauカブコム証券のリアルタイム株価予測のように見やすく表示されて欲しいと感じます。
ライブスター証券のフル板機能がどのような形になるか分かりませんが、試して見る価値はありそうです！
なお、通常時の利用条件は有料ですが新規口座開設後は無料で与信口座開設で原則無期限無料ということですので「信用口座」を開いておけば大丈夫でしょう。
ライブスター証券の取引手数料は信用取引手数料が安いことで他社を圧倒していますので、信用取引は普通に使い倒せます。第3極的なイメージでライブスター証券にももっと頑張って欲しいです。