2日目突入となったフィードフォース(7068)は2,760円という結果でした。初日の最終気配からあまり変わらない結果でしたね。このところの買いの弱さを感じる初値結果です。
初値売りで約16.1万円のプラスです。当選者の方、おめでとうございます!
【フィードフォース(7068)】(公募価格1,150円)
初値:2,760円(公募比: +1,610円/+140.0%)
高値:3,260円
安値:2,645円
終値:3,050円
出来高:2,103,300株(公募売出総計:680,100株)
初値は2,760円でした。初値が付いた後は一旦前日終値まで下がることもありましたが、ジリジリと値を上げていきました。後場に入って14時半頃にストップ高までようやく行くも引け前に剥がされて急落しているという、初値よりは上がっているものの後味の悪い結果になっています。
出来高は公募売出総計を約3回転。金額規模で計算すれば少しさみしいです。即金規制もあり買いの回転規模が弱いこともあるでしょうが、それにしてもこのところのIPOの警戒感が強く残っていると感じました。明日は即金規制が明けますが、今日の引けの急落がどう影響するかですね。
今のIPOの状況はこの程度の結果がちょうどいいのかも知れません。あまりにも高騰しすぎる状態が続けば、それはそれでIPOバブル的な嫌な雰囲気もありますし、結果的に2.3倍以上も初値でついているわけですから、まだまだIPOは明るいと考えたいですね。
ただ、この結果を受けてIPO何でも来い状況ではないことは確かなので、ハイリスク系の銘柄はやはり怖い市況かと思います。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞がでませんでした。
読者予想の中央値が3,850円と、せめて3,000円は超えるかとのコンセンサスでした。その結果の通り初値後は3,000円超えとなっていますが、それでもこのところのIPOの弱さは少し前の感覚とはズレていると考えたいですね。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。