明日は2銘柄の上場になります。どちらもやや地味系と感じられますが、最近のIPOは業種の地味感よりも、IPOの規模感的なものが意識されてセカンダリーの参入されている気がします。
同時上場ということでやや強弱分かれるなら・・・浜木綿の方が優勢でしょうか?
まずは、浜木綿(7682)から。
上場日の参考情報です。
・気配更新
上限値段:4,880円 気配更新:更新値幅106円、更新時間10分
下限値段:1,590円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
それでは初値予想です(公募価格:2,120円)
2,400円(公募比: +280円/+13.2%)
読者予想平均値:2,744円 | 中央値:2,340円 | 補正値:2,471円
主幹事の引受価格:1,950.40円。
直前予想はこちらのほうが注目されるのではないかと見て若干引き上げています。意識されやすそうな2500円のラインは超えない程度の微増予想です。
野村證券主幹事案件ですし、あまり早売りする人で出回っていないとなれば初値は高いところからのスタートも考えられますね。
地味系銘柄ながらこういった銘柄がしっかりした結果を残せば、後に続くIPOにもいい影響となりそうです。
次にワシントンホテル(4691)。
上場日の参考情報です。
・気配更新
上限値段:3,015円 気配更新:更新値幅66円、更新時間10分
下限値段:983円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
それでは初値予想です(公募価格:1,310円)
1,390円(公募比: +80円/+6.1%)
読者予想平均値:1,607円 | 中央値:1,350円 | 補正値:1,376円
主幹事の引受価格:1,211.75円。
こちらは規模感があるので朝一の売りの量も多いでしょうから、朝の気配は戦々恐々となる可能性もあります。直前初値予想はBB前予想と同じく微増予想としました。
個人的には「ワシントンホテル」という一応全国展開しているホテル名の上場会社ということで持っておきたいと思う人は多いと思うのですが、インバウンドでホテル業はもっと利益出てもいいのに横ばいというのは気になりますね。なんだか罠っぽい気がしてなりません。
枚数がそれなりにあったので当方の抽選結果でも補欠など引っかかりがあるかなと思ったのですが、かすりもしない全滅でしたので人気はあったように思えます。その辺りはポジティブポイントだと思っています。でもオリンピック過ぎたらホテル業厳しそうに感じてしまいますね。
以上、明日上場予定の2銘柄の直前予想を更新しました。
微妙銘柄の取捨選択が難しくなっているIPO情勢です。明日の結果がプラスになったとしても続くIPOが狙えるかというとそこまでいい雰囲気ではないので注意は必要ですね。
【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに
なにはともあれ、明日上場の2銘柄の規模感であれば普通にプラス発進で始まって欲しいですね。