明日はフォーラムエンジニアリングの上場があります。もともと微妙銘柄という判断の中、売出価格は仮条件の下限で決定、さらに地合いもますます酷い状況となれば厳しい結果は免れなさそうです。
⇒フォーラムエンジニアリング(7088)のIPO新規上場情報
上場日の参考情報です。
・気配更新
上限値段:3,015円 気配更新:更新値幅66円、更新時間10分
下限値段:983円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
それでは初値予想です(公募価格:1,310円)
1,231円(公募比: -79円/-6.0%)
読者予想平均値:1,432円 | 中央値:1,410円 | 補正値:1,432円
主幹事の引受価格:1,231.40円。
この状況ですとやはり引受価格あたりでの初値予想とせざる負えないところです。それにしても仮条件強気というのは何なんだろうと思う人も多いかも知れません。一応、主幹事野村證券は初値値付けのための仕事はしっかりするイメージはありますので、引き受け価格ではなんとかなるのではないでしょうか?
東証1部上場にしては吸収規模135億程度と、そこまで規模が大きくないことは救いと言えます。グローバルオファリングもありますので、簡単に手放さないホルダーも多そうです。下値の範囲も限定的かも知れません。
ただ、この地合ですと引受価格で初値が止まっても、その先の下落がまだまだありそうなのでIPOで短期勝負の方はさっさと損切りするでしょうし、それが正解でしょうね。
来週は6銘柄の上場予定です。さらい金曜日には3社同時上場も待ち構えているので、少しでも地合いの回復や先行きの見通しが見られることを期待したいと思います。
【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに
微妙評価は公募割れまで意識を、高評価の銘柄でも初値高騰しにくい状況というのは意識しておきたいです。