昨日は2銘柄の公開価格が発表され、両銘柄ともに仮条件の上限で決定しています。IPOの初値自体は地合いの悪さも相まって公募割れが連続しています。
2銘柄ともにみずほ証券主幹事です。みずほ主幹事も今年は多いですね。
・結果
みずほ証券・・・落選
SBI証券・・・落選(+1P )
SMBC日興証券 ・・・補欠(落選)
マネックス証券 ・・・落選
むさし証券トレジャーネット・・・落選
岩井コスモ証券「ネット取引」・・・後期抽選型
岡三オンライン証券・・・落選
ほぼ全滅ということになりました。単価が低く枚数の多い銘柄という印象だったので、当たりやすいという感覚もあったのですが甘かったですね。1枚あたりの利益は単価が低いのでそれほど期待はできませんが、厳しい地合いの中でも健闘しそうな銘柄だと思っています。
IPOは連続公募割れなど厳しい状態でも、補欠すらあまり出てこないほど、まだ皆さんしっかりと参加している印象ですね。
・結果
みずほ証券・・・落選
SBI証券・・・落選(+1P )
マネックス証券 ・・・落選
岡三オンライン証券・・・落選
こちらも残念ながら完全に全滅です。3月19日は3社同時上場になりますが、同じ週に8銘柄が上場するという混み合った中での上場です。普段から買い分散で初値は弱くなる傾向の中、さらに地合い不安定でどうなるのか気になります。
一番いいのは初値で公募割れなく、微増でもプラス。そして買い分散のところをセカンダリー勢が安く拾えるという状況だと思います。2020年のIPO戦績が悪くなってきていますが、無事に3月上場が済んで欲しいところですね。
急激な株価の変化はまだ収まっていないので、株価が回復傾向を見せたとしても地合いは不安定という認識です。IPOはボラティリティが高いところに魅力のひとつがあるので、他の既存株のボラが高いときにはその魅力の一つが削がれることになります。
下がったところでもいいので、とりあえず落ち着きが出て欲しいところです。そうなればIPOの初値にも買いが回ってくるのではないかと思っています。
公募割れが続いてもIPO公募株の人気は継続していますね。逆にIPOぐらいしか儲かるポイントがないと思っている人も多いと思います。でも、公募割れ銘柄はまだ出てくると思いますので、気をつけながら参加していきましょう。