Speee(4499)のブックビル期間が6/25 (木)から始まります。
ややバブル感すら感じる現在の株式市場の状況ですが、どこまでこの好地合いが続くかですね。
予想しても分からないことに悩んでも仕方ないので、過去の経験からBBスタンスを考えたいと思います。
仮条件は2,520～2,880円 (変動率：+11.0% ～+26.9% 超強気 )です。
主幹事は野村證券。やはり野村です。状況が良いと思えばKY仮条件出してきますね。
スケジュールです。
ＢＢ期間 開始： 2020/06/25 (木) ～ 終了： 2020/06/30 (火)
公募価格決定 2020/07/01 (水)
購入申込期間 開始： 2020/07/02 (木) ～ 終了： 2020/07/07 (火)
上場予定日 2020/07/10 (金)
・初値予想、ＢＢスタンスを更新しました。
⇒Speee(4499)のIPO新規上場情報
IPOでは人気のアドテク系ですが、やや新規性は薄れてきています。ただSpeeeはそこそこ知名度があり、新規ビジネスにも積極的なので上場する企業としては評価できるでしょう。IPO初値視点で見ると4月のスライド案件で条件を公募有利にしてきましたが、直前の超絶KY仮条件引き上げとなりました。この辺りは野村證券の強かさと言えます。
私はそれでも、7月IPOはまだ地合いが良いと見込んで強気に評価しました。
私の一発目の初値予想3,250円（想定価格比: +980円/+43.2%）としました。
BBスタンスはC→Bに引き上げています。さらに初値予想は仮条件強気も加味して3,000円超えの強気予想です。結局、主幹事に足元を見られても需給面での状況がかなり良いIPOと感じます。明らかに実体経済にリンクしない株式市場では、条件悪くなっても飛び込んだほうが利益が出る雰囲気かもしれません。
ただし、7月IPOの中でも地合いの影響を一番受けやすいIPOということは頭に入れておきたいですね。上場時に地合いが悪く公募割れとなっても、企業の中身を見れば中長期の面白さも感じているのでBBスタンスの評価を上げています。
野村證券の用意するIPOは、今後もまだまだ多いはずですのでしっかりした上場結果を残しておいて欲しいところです。
気持ち的にはSpeeeが７月IPOでは一番初値に厳しい条件のIPOだと思っていますが、それでもこの時期に上場予定となるだけあって悪いIPOとは思えないのでB評価として強気に評価しました。結局、IPOはみんな強いねという結果となるよう期待しています。
⇒Speee(4499)のIPO新規上場情報
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