今年の7月上場は数も多く粒ぞろいのIPO勢となりそうです。7月31日最終日には2社同時上場で面白そうな銘柄が揃いました。
ただ、規模は大きめになってきています。
デジタル・クリエイティブスタジオ事業という横文字事業で字面では何をしているのか分かりにくいですね。目論見書の事業の内容を見ても「社会にポジティブなアップデート」やら抽象的なカタカナが並んでいます。
想定価格は630円。主幹事は大和証券す。
吸収金額が想定価格ベースで約30.4億円で、東証マザーズ市場の中型IPOです。
ホームページの開発事例「Works」あたりを見ると何をしてきたかが見えてきます。様々な産業のスタートアップ支援、イノベーション支援、デジタライゼーション（デジタル化）などを得意としています。それらを支援する人材育成やナレッジプラットフォーム育成などにも強そうです。
様々な業界の様々な業種に対して活躍の場があるので、何をしているのか見えにくいところがありそうですが、知識の源泉としての企業は今後注目されそうな気がします。
業績のグラフをみると成長率が高く期待できますね。IPOスペックとしても中規模で枚数が多いですが、公募株には値打ち感を感じられる良案件という第一印象です。
幹事団の中には楽天証券の名前がありますね。
枚数が多い銘柄で幹事証券に入ってきたので、そこそこ低倍率で抽選に参加できるのではないかと見ています。当選のチャンスがやってきた感じがします！
会社自体はデジタライゼーションで世の中を良くすることに焦点を当てていますので、期待感の高い銘柄だと思います。IPO的にもこういった事業をしている銘柄の方が人気が高いでしょう。
初値予想もお願い致します。