明日はティアンドエス(4055)の上場があります。お盆休み前の最終上場です。いちよし証券主幹事の隙間IPOは定例的に高騰しますので、注目ですね。

直近の銘柄の初値はやや控えめでしたが、やはり規模感の違いから需給で伸びると思っています。

ティアンドエス(4055)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:6,440円 気配更新:更新値幅140円、更新時間10分
下限値段:2,100円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:2,800円)
9,000円(公募比: +6,200円/+221.4%)
読者予想平均値:8,500円 | 中央値:8,600円 | 補正値:8,930円

主幹事の引受価格:2,576.00円

直前予想はBB前の予想を据え置いて9,000円としました。初日値付かずの予想ですので実質3連休後の勝負と思っています。そうなるともうお盆ウィークとも言えますので、あまり注目している人は少なくなるかもしれませんが、もともと売りの少ない銘柄ですので短期筋は狙いたい銘柄として考えているでしょう。

夏休み前のIPO最終戦の雰囲気がありますので、セカンダリーの動きも楽しみです。なお、9000円近くまで来ると大台の1万円も見えてきます。AIとして注目されるのか?半導体関連のインフラや保守レベルで見られるのか?になりそうです。

私はもともと半導体関連の会社で働いていた経歴がありますので、ついつい半導体に関係した会社に関しては内情とかを気にしてしまいますが、投資家目線ですと内情よりも雰囲気であったり期待、結局は需給の問題ですので、ついつい関係した銘柄を色眼鏡で見てしまうのはやめておこうと思います。

【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに

来週からお盆ウィークに入りますが、8月の後半には9月のIPOが登場する時期です。再びコロナの影響が全国的に見えてきているのが気持ち悪いですが、IPOは予定通りなるべく数が出て欲しいですね。

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去年であれば9月銘柄はそろそろ登場していました。9月といえば大型IPOが出る可能性の高い月ですので、逆に考えれば今の時期に大型IPOは難しいとなると数が少ない可能性もあります。しかし12月に密になるスケジュールは今年はやめたほうが良いと思うので、IPOできる会社は早く済ませておきたいところです。