雪国まいたけ(1375)の初値結果は2,100円で公募割れとなってしまいました。寄り前の50分ぐらいまでは公募同値の線もありそうでしたが、そこから大きな売りが入って完全に特売り状態で始まりそうになってしまいましたね。
初値売りで約1万円のマイナスです。公募当選者の方、残念でした。
【雪国まいたけ(1375)】（公募価格2,200円）
初値：2,100円（公募比: -100円/-4.5%）
高値：2,164円
安値：2,080円
終値：2,090円
出来高：4,089,800株（公募売出総計：17,672,700株）
初値は1枚マイナス1万円という結果で、微妙と思っていた人にとっては結果的に予想通りだったかもしれません。ただ、IPOの調子がいいのでなんとか売出価格で持ちこたえるかもしれないと期待もありましたが、そうは甘くないですね。きのこって味ないですもんね。
これで初値に関しては6月の復活IPO以降17連勝していたものが途切れました。現在大型のイグジットIPOのダイレクトマーケティングミックスのブックビル中ですし、さらにキオクシアという2020年最大の吸収規模IPOも続きます。雪国まいたけの結果を見てブックビル判断を決めると考えていた人も多いと思いますので、厳しい流れを引き継ぎそうです。
9月末は上場ラッシュで銘柄数が多いので、微妙銘柄は厳しく、優良銘柄はとことん買われるようなIPOっぽい展開が予想されるかもしれません。
一応、雪国まいたけに関してはDに近い4点のC評価とさせていただいたので、当方のサイトをみて損をしたと感じた人は少ないと思っています。ダイレクトマーケティングミックスも同じくC評価ですが5点評価です。見立て的には初値プラスの可能性もあると思っていますが、IPOでわざわざ勝負するような銘柄ではやはりないですね。
そしてキオクシア・・・、知名度は抜群ですが、どのような市場評価になるのか本当に難しいところがありますね。
今後も大型案件はブックビル判断に迷うと思いますが、私のサイトの情報も参考の一つにして頂ければと思います。大型3銘柄全滅というのも過去を見るとあまりないので、どれかは頑張るかもしれません。ただ、判断は難しいですね。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
黒澤のツイッターでは初値速報を流しています。
https://twitter.com/96funnews
ツイッター使っている人はフォローして頂ければ幸いです。
今回はピタリ賞がでました。5名の方が的中しています。
当たりやすい初値になったと思います。思えば想定価格が2,330円で仮条件が2,000～24,00円と何故か強気、そして2,200円と中途半端に決まった時点で、勝負ありだったのかもしれません。なんとなく安値を探る展開に向かいそうな気がします。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。