株式投資型クラウドファンディングの案件情報をもう少し見やすくしようとグラフを作成してみました。また、業者ごとに色分けすることで勢いや状況のチェックにも使えると思います。

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ECF業者で色分けしています。

FUNDINNO(ファンディーノ) Unicorn(ユニコーン) イークラウド
CAMPFIRE Angels GEMSEE

【株式投資型クラウドファンディング一覧表】調達規模、プレバリュー、その後の動きなどのチェックに

調達金額で棒グラフでグラフ化すると、どの業者がどの頻度でどれだけ調達できているかが見やすくなってくれたかも知れません。少なくとも人気案件がどういった内容だったのかを見直すのには役立つのではと思っています。

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リスト表記でも上限近くまで集めたものは赤字にすることで人気銘柄が目立つようにしました。

現在、株式投資型クラウドファンディング業界はFUNDINNO(ファンディーノ)が案件数、成立数ともにかなり飛ばしている状況です。その後に2番手としてUnicorn(ユニコーン)イークラウドCAMPFIRE Angelsが後を追っています。

案件数が少ない業者ほど引き合いが弱くなって、成功が多い会社ほどさらに伸びている状況にも感じられますが、私達申し込む方は人気があるから成功確率が高い案件とは限らないという点も注意しないといけません。

個人的にはまだ案件が多く出せない業者ほど、中途半端な案件を用意したらさらに信用力を高めにくいので、穴場な狙い目案件もあると思っています。

【株式投資型クラウドファンディング結果一覧表】成立募集額、イグジット状況などのチェックに

当方のデータは2017年から集めていますが、2021年ではまだ最初の方の案件が3~4年経過したレベルで、成立後の出口に関する情報が少ない状態です。また、エンジェル投資は基本的にハイリスク・ハイリターンを狙う投資ですので、競馬で言えば穴狙いです。成功確率が低いものに投資しているが夢は買えるようなものだと思っておきたいですね。

それでも人気案件は、それだけの理由があるということで投資する際の一つに指標にはなると思っています。

今回、グラフや色分けをしたのは、ここ最近のFUNDINNO(ファンディーノ)の勢いがすごいので実際に視覚的に確かめたくて用意しました。こうみるとUnicorn(ユニコーン)さんも頑張っていますね。後はCAMPFIRE Angelsが早く2021年の初案件を出して欲しいところです。

IPO時の公募株当選もなかなか難しくなった今、2017年の法改正から株式投資型クラウドファンディングで個人投資家がエンジェル投資に投資しやすくなった状況から約4年、個人的には2020年がECF元年として知名度がぐんと上がってきたと思っています。

今のうちに良い案件に投資しておいて数年後にECFで投資した会社がIPOなんて、ことが実現したら、今紹介している私も嬉しいですね。別にIPOでなくてもバイアウトやバリューアップ的なイグジットが今後どんどん増えてほしいです。

そういう意味では2回目、3回目の募集をする会社も増えてきました。その時点で少しバリューアップして募集しているところもあり、着実に成長している会社も多いと思います。

個人投資家が投資家登録しておきたい株式投資型クラウドファンディング業者の特徴と感想を随時更新

個人的には他人の評価は参考程度にしつつ、これだけ案件がたくさん出てきてくれれば、自分が事業にピンときて応援したいと感じる企業に投資するほうが後悔なく参加できる気がしますね。