7月のスタートIPOとなったBCCの初値結果です。2日目の値付けで約2.6倍程度、初日の動きはいい感じでしたが、引け前の失速が残念ですね。今のIPOにはストップ高張り付きといった状況になりにくいです。
初値売りで約20.5万円のプラスです。公募当選者の方、おめでとうございます。
【ＢＣＣ(7376)】（公募価格1,300円）
初値：3,350円（公募比: +2,050円/+157.7%）
高値：4,035円
安値：3,125円
終値：3,495円
出来高：1,042,100株（公募売出総計：260,000株）
初値は3,350円は今のIPO地合いならそこそこと言えるでしょう。初値が付いてからすぐに下押ししましたが盛り返してからは好調で4,000円を超える場面もありました。ただ、4,000円の壁を破ったわりには再び急落しており、どうもIPOに参加しづらい状況が続いているように思います。
初日の出来高は公募売出総計を4回転ほどで、規模の大きさを考えるとあまり資金が来てないなぁと評価できます。今の所、7月の今後のIPOも思ったような期待はしないで望みたいといったところでしょうか？
SBI証券主幹事ということで恒例のIPOチャレンジポイント換算もしておきます。
ボーダー565P1セット配分で計算。20.5万÷565P≒363円となります。引き続き1P500円未満の案件という結果になりました。A級評価のIPOでもこの状況ですので、ポイントインフレ化に合わせてIPO地合いの弱さで、ポイント単価が出にくい状況が続いています。
私はsharing Innnovationsでポイントを使いましたが、思ったほどの初値ではなく使い所ミスったと思っていましたが、現状で2021年はsharing Innnovationsが単価が一番良く出ており、まさかここまでポイント単価が落ちてくるとはという状況です。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞がでませんでした。
読者予想では予想終盤で地合いの悪さから4,000円行かないだろうという雰囲気が出ていましたね。それでも4,000円ぐらいの初値で華々しくIPOを活気づけて欲しかったです。しばらくは厳しい風向きかもしれません。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。